本日の今すぐ言いたい!では、
『学校では教えてくれない古文教室』ということで、スタジオに村上まり古文塾の村上まり先生にお越し頂きました!

今週は、「不可能を可能にする歌 赤染衛門(あかぞめえもん)」というテーマで『今昔物語集』からお話して頂きました(^v^)

昔の人々は、言葉には魂が宿り、不思議な力を持つのだと考えられていました。
特に上手な歌は、雨を降らしたり、枯れた木を蘇生させたり、愛情が冷めた相手の心を取り戻すことも可能にすると信じていたので、そういう話がたくさんあるそうです...!!

今回のテーマである、赤染衛門という女性は歌の名手として当時は大変有名で、秀才の誉れ高い大江匡衡の妻となりました。
夫の死後に、官職を望む息子のために自分が使えていた藤原道長の第一夫人であり、天皇の祖母である倫子に歌を送って訴えます。

「思へ君 頭の雪を うち払ひ 消えぬさきにと 急ぐ心ぞ」
(思ってくださいませ、あなた。髪も白くなって年老いたこの身で、生きている内に何とか、思う任地へ 旅立つ息子の晴れやかな笑顔を見届けたいと心焦る私めの胸の内を)

このような歌を長年仕えていた老女房からもらい、道長も一肌脱いでやらねばと動き、息子を望み通りの職へ任命されたそうです!!
まさに歌のパワー!ですね(母のコネもあるそうですが笑)

今の時代では、考えられない方法ですね。。。
コネという意味では現代でも使われますが(笑)

まり先生今週も面白いお話をありがとうございました!!
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(写真は、コーナー冒頭で話されていた讃美歌のシーン笑)