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11月7日は「立冬」 京都の冬の風物詩「千枚漬」漬け込み作業

2025年11月7日 18:00

11月7日は暦の上では冬となる「立冬」です。京都の冬の風物詩の一つ、「千枚漬」の漬け込み作業がピークを迎えています。

京都市左京区の漬物店「大安本社」では、冬の代表的な京漬物の1つ、「千枚漬」の漬け込みを9月から始め、ピークを迎えるこの時期に毎年作業の様子を公開しています。千枚漬の材料となる京野菜の聖護院かぶらは、秋が深まり、底冷えが始まる「立冬」前後のこの時期に甘みが増すといわれています。甘酸っぱい香りが広がる作業場では、法被に前掛け姿の職人が、直径20センチ、重さ2キロほどの丸々とした京野菜の聖護院かぶらの皮を慣れた手つきでむき、特製のカンナで厚さ2.6ミリに削って樽の中に並べ、漬け込んでいきました。ことしのかぶらは、猛暑の影響で先月下旬まで品不足状態でしたが、現在は仕入れも順調で例年通りの良い風味に仕上がっているということです。
千枚漬の漬け込み作業は、来年の春先まで続くということです。

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