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サッカーJ1の京都サンガは、10月25日、J1タイトル獲得に向けた大一番、リーグ首位の鹿島アントラーズと対戦しました。
【梶原アナリポート】
「サンガ初優勝に向けて絶対に勝たなければいけない一戦、10.25ホーム鹿島戦。
ボルテージは史上最高潮です!」
優勝争いを繰り広げる鹿島との直接対決を後押ししようと、サンガスタジアム史上最多となる
20,353人のサポーターが詰めかけました。
【声】サンガサポーター
「1位との直接対決絶対勝ちます!」
「サンガと一緒に飛び跳ねたい!」
「サンガ絶対優勝するぞ!オー!」
サンガは、出場停止となった鈴木義宜に代わり、アピアタウィア久が最終ラインに入り、中盤には、加入後初出場となる齊藤未月が起用されました。
前半18分、チャンスが訪れます。
原からのパスを受けたトゥーリオが相手を交わし、ゴール前に走り込んだ平戸に折り返します!
平戸がミドルシュートを放ちますが、わずかに枠の外。
その後、徐々に試合の流れを掴んだサンガは、前半36分、セットプレーのクリアボールを拾った宮本が前線へロングフィード、それを受けた長沢がペナルティーエリア内へボールを送り込むと、トゥーリオ!
右足で放ったシュートが相手選手らを潜り抜け、ゴールに吸い込まれます。
大一番での先制点に、本人はもちろん僚友エリアスも喜びをかみしめます。
1点リードで試合を折り返したサンガ。
終盤には、鹿島の総攻撃に対し、選手全員で粘りの守備をみせ耐えしのぎます。
しかし、試合終了間際、スタジアムに衝撃が走ります。
あと数秒でホイッスルかと思われた後半アディショナルタイム。
ゴール前にクロスを入れられると、最後は鹿島のエース・鈴木優磨に押し込まれます。
ラストプレーで、痛恨の同点ゴールを決められ、1対1で試合終了。
逆転優勝に向け、残り3試合、前を向くしかありません。
【声】京都サンガ DF 24 宮本優太選手(25)
「優勝の可能性はまだ残されているので、可能性がある限りは自分たちのやるべきことをやって
勝利にこだわって、残り3試合勝ってシーズンを締めくくりたい」
【声】京都サンガ MF 32 齊藤未月選手(26)
「誰も負けたいとも引き分けたいとも思っていない。
もちろん勝たないといけないゲームだったのは分かっていますけど、京都は相手に襲いかかってやり切れるチーム。
明日からの練習含めて、みんなが気合いをもってやれるのは、チームにとってプラスだと思うのでまだまだここから」

















