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京都サンガ 勝つことが絶対条件の鹿島戦、宮本優太選手「泥臭く少しでも勝利を近づくためにプレーしたい」

2025年10月24日 18:30

サッカー、J1リーグも残り4試合となりました。
現在3位と、なんとか首位争いにくらいつく京都サンガの大一番ともいえる戦いが、明日に迫っています。
前節、湘南戦を引き分けし、優勝への望みを繋いだ京都サンガ。
途中退場となった鈴木選手の代わりにキャプテンマークを巻いた宮本選手は、試合後、アウェイの地に駆け付けたサポーターを前に、涙を浮かべるシーンもありました。
その涙には、サポーターのまだあきらめていない姿と、これまで共にチームの最終ラインを守ってきた鈴木選手への想いがあったと言います。

【声】京都サンガ DF 24 宮本優太選手(25)
「(湘南戦を)勝てなかったら、終わりだと思っていたので、誰一人諦めていない応援を最後まで僕たちにしてくれていて、そのときに少なからず鹿島に勝ったら可能性があるということは、ファンやサポーターを見て思いましたし、この長い期間、鈴木選手とパートナーを組ましてもらって、今までいろいろな部分で、鈴木選手が僕を助けてくれていた分、鈴木選手がいないときに勝たなきゃいけないという責任感はあったんですけど、それを勝利にもってこれなかったというのは鈴木選手に対しても申し訳ないなという気持ちが、すごくこみ上げてくるものがあった」

そして、試合終了間際に意地の同点ゴールを決めた須貝選手は・・・

【声】京都サンガ DF 22 須貝英大選手(26)
「どうしても勝ち点3が欲しい状況でもあったので、そこはチームとしても、自分個人としてもすごく悔しい結果にはなりましたけど、優勝を目指す上で、次につながるゲームが最後の最後までできたというのは、一つポジティブなところかなと思います」

優勝の可能性を残し、迎えることができた首位、鹿島との一戦。
現在の鹿島との勝ち点差は5。
残されたカードは、鹿島戦を含め4試合、自らの力で勝点差を詰めることができる直接対決のチャンスにサンガは総力戦で挑みます。

【声】京都サンガ DF 22 須貝英大選手(26)
「もうやるしかないと思っていますし、勝たなきゃいけない状況というのは、むしろ京都らしいというか、優勝する上で絶対に勝たないといけない相手でもありますし、とにかくこの状況を楽しみながら、しっかり勝ちにいきたいなと思います」

勝つことが絶対条件の鹿島戦。
目標がより明確となった一方、ここまでリーグ戦全試合に出場し、ディフェンスの要としてチームを引っ張ってきた鈴木選手が、出場停止で不在となる大一番を前に、宮本選手は・・・

【声】京都サンガ DF 24 宮本優太選手(25)
「今までチームをいろんな形で引っ張ってきてくれた鈴木選手がいない分、リーダーシップを誰がとるかとなったときに、チーム内で声を出してやれるのは、自分だけだと僕は思っているので、そこは自分で責任感を持ってやっていきたいと思っています」

選手一人一人がチームの勝利だけを目指し、走り続けたからこそ、たどり着いた現在の順位は、どんな状況下で恐れることなく挑み、戦い続けたことの証であり、チームの自信にもなっています。

【声】京都サンガ DF 24 宮本優太選手(25)
「勝たないと、正直もう優勝はないと思っているので、鹿島にチャレンジャー精神をもって、泥臭く、少しでも勝利を近づけるためにプレーしていきたいなと思っています」

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