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4年ぶりに、2月2日が節分になりました。各地の神社やお寺では節分祭が行われています。京都市上京区の北野天満宮では「節分祭 北野追儺式」が行われました。午後1時、神楽殿では大蔵流狂言の茂山千五郎社中により、境内にまつられる福の神が鬼をはらうオリジナルの「北野追儺狂言」が上演されました。続いて五花街のひとつ、上七軒の芸舞妓ら5人が登場し、優雅な日本舞踊を奉納しました。北野天満宮は、節分にあわせて都の四隅に位置する寺社を順番に参拝する古来の習慣、「四方参り」を締めくくる神社とされ、毎年多くの参拝者を集めています。締めくくりとして茂山千五郎社中と芸舞妓が並び、「鬼は外 福は内」のかけ声にあわせて豆まきを行いました。参拝者らは1年間の健康と安全をつかもうと手をいっぱいに伸ばして豆を求めていました。