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1995年からはじまった1年の世相を漢字ひと文字で表す「今年の漢字」を一堂に集めた企画展に、去年の漢字「金」が新たに加わりました。京都市東山区の漢字ミュージアムで行われている「今年の漢字展」は、1年の世相を漢字ひと文字で表す「今年の漢字」がはじまった1995年から2023年までに清水寺の森清範貫主によって巨大な和紙に書きあげられた29枚の書と、その年にあった10大ニュースが展示されています。また、エントランスには、2024年の「今年の漢字」に選ばれた「金」の大書が展示されています。「金」は、パリオリンピック・パラリンピックで日本人選手が多数の金メダルを獲得したなどの理由から選ばれ、5回目の1位となりました。大書の横には、揮毫(きごう)の時に使用されたものと同じ「筆」と「墨入れ」も展示されています。「今年の漢字展」は、2月24日まで開かれています。