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サッカー日本一を争う天皇杯は、ことし88チームで争われ、J1の京都サンガはここまで順調に勝ち上がってきました。
10月27日、準決勝が行われ、サンガはヴィッセル神戸との一戦に臨みました。
13年ぶりの決勝進出を後押ししようと、京都からも多くのサポーターがスタジアムにかけつけました。
【声】サンガサポーター
「きょうはサンガの勝ちを期待してきました」
「とりあえず国立競技場(決勝の舞台)行けたら行きたいんで」
「行けたら行く?」
「行く!」
「勝ってもらいたいです」
「絶対に勝てる」
「ラファエルが強いから」
「サンガを応援しに行きました」
「サンガがんばれー」
京都サンガ、13大会ぶりの決勝の舞台へ、そして22年ぶりの頂点へ向け、いざ出陣です!!
序盤、試合の主導権を握ったのは神戸。
前半18分、自陣左のクロスを頭であわされ、先制を許します。
しかしサンガは自分たちのペースに持ち込むと、右サイドの福田から中央の平戸、エリアスとつなぎ、最後はトゥーリオが落ち着いてゴール右隅に流し込みました。
エリアスと絶妙なパスコースを探ったというトゥーリオ。
うまくこぼれたところをあわせられたと言い、同点に追いつきます。
1対1で折り返した運命の後半、福岡のこのプレーが一度は流されましたが、VARの介入で、
ファウルの判定となり、PKを献上します。
今シーズンの神戸戦でPKを止めたク・ソンユンが受けます。
一度は止めたボールが跳ね返った先は、無常にもキッカーの目の前でした。
決勝へ駒を進めたいサンガは、後半アディショナルタイム、トゥーリオのコーナーキックから
平賀、鈴木、エリアス、エリアス、エリアス―!
最後まで決してあきらめない姿をみせたサンガでしたが、準決勝敗退となりました。
【声】京都サンガ 川崎颯太キャプテン
「1対2になっても自分たちは絶対に追いつけると思ってやっていたが、少しだけ力が足りなかったかなという印象。
サンガファミリー全員で1位にいきたかっというのが純粋な気持ちですし、これをいい経験とかあまり言いたくない。
ただ悔しさをもって(次節)広島戦に臨むだけと思っている」