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病気や災害で親を亡くした子どもたちの進学を支援する「あしなが学生募金」の街頭活動が、京都市内で行われました。「あしなが学生募金」は病気や災害による遺児や親が病気や障害などで働けず、経済的に苦しい子どもたちの進学を支援するために街頭活動を行っています。京都市下京区の四条河原町では、この募金を通して奨学金を受けている本人やボランティアの学生らが街頭に立ち、「テレビの中の話ではなく身近な問題」と訴えながら、道行く人らに募金への協力を呼びかけました。あしなが育英会によりますと、奨学金の申請者は増加傾向にあり、今年度の高校奨学金の申請者数は3,487人にのぼったものの、およそ56%にあたる1,949人が不採用になってしまったということです。募金活動は次の週末にも、四条河原町のほか、JR桂川駅、二条駅などで行われます。