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福知山市で11日、11年ぶりに花火大会が開催され、およそ二千発の花火が夏の夜空を彩りました。
2013年8月、福知山花火大会の会場で露店のガソリンが引火して爆発が起き、3人が死亡、50人以上がけがをしました。事故以来、市内で大規模な花火大会は行われていませんでしたが、安全対策を講じてきのう、11年ぶりに開催されました。大会では、爆発の原因となったガソリンなどを使用した露店の出店を認めず、雑踏対策として、会場周辺では打ち上げの2時間前から車両を通行止めにし、監視カメラを設置して混雑の状況を把握しました。午後8時、打ち上げが始まると、様々な色や形、大きさの花火が空いっぱいに広がり、夜空を鮮やかに照らしました。
【声】福知山市民は
「11年前の事故の時も来ていたので久しぶりで心待ちにしていました。ふるさとに花火が戻っ
てきた喜びを感じました」