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虐待の恐れがある子どもを適切に保護するための訓練が、児童相談所と警察との合同で行われました。
訓練は、虐待が疑われる子どもがいる家庭に立ち入り調査をするという想定で行われ、警察官や児童相談所の職員あわせておよそ60人が参加しました。訓練では、声を荒らげて面会を拒否する保護者を説得し、子どもを保護するまでの一連の手順や役割を確認していました。京都府警によりますと、去年1年間で虐待の疑いがあるとして警察から児童相談所に通告した子どもの人数は過去最多の3917人にのぼり、社会の関心も高まっているということです。京都府警少年課の金子平児童虐待対策官は「児童相談所の職員と警察官がしっかりと連携が取り、結果的に子どもの安全の確認と確保がしっかりと取れるようにやっていきたい」と話していました。