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番組審議会

9月番組審議委員会


開催日 令和2年9月28日(月)午後4時~5時30分
出席者 審議委員8名

議題

ラジオ番組『笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ』番組内コーナー
噺の朝ごはん~戦争と平和特集~ について合評

例会ではまず、テレビ編成局、ラジオ編成制作局の両局長からテレビ・ラジオ10月改編のポイントが説明されました。
テレビ編成局長から「毎週金曜日のワイド番組『きらきん!』では、京都企業の社長さんが大切にしている宝物を探しに突撃するコーナーを新たに設けます。また、京都ではあまり知られていない世界を研究したり、趣味にしている人を、お笑いコンビの学天即が訪ねる『ナルホド〇〇学』という新しいコーナーを設けます。そして、『味の大捜査線リターンズ』第二弾を11月末に放送します。俳優の津田寛治さんが演じるグルメ刑事が京都のお店を探して、体当たりで食べまくるバラエティー番組です。また、11月末には秋の京都紅葉中継2020を生中継でお届けする予定です。韓国ドラマは日本の地上波で初放送となる『会社行きたくない』というドラマを放送します。」との説明がありました。
ラジオ編成制作局長からは、「2つの新番組を立ち上げます。一つは「26回のホら話」というタイトルで、北白川にあった名物書店の店主・山下賢二さんにパーソナリティーになっていただき、山下さんの視点で切り取ったモノやコト、人などを紹介していきます。もう一つは「ネイビーズアフロのラジオにセント」という番組です。京都出身の吉本の若手の漫才師さんで、これまで土曜日18時からの生放送に出演していました。その土曜日の18時の枠では「ラニーノーズの鼻」という変わったタイトルの新番組をスタートします。人気・実力ともに注目の2人、ラニーノーズが出演して、3時間の生放送をお届けします。
コロナ渦の中でラジオが見直されています。これまでラジオに触れたことが無いリスナーも獲得していけたらと考えております。」との説明がありました。
番組の合評では、今月の合評対象番組であるラジオ番組『笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ』噺の朝ごはん~戦争と平和特集~について、各委員が意見を述べました。
まず制作者から「ほっかほかラジオは今年で23年目を迎えています。その中で今回提出した「噺の朝ごはん」というコーナーは、朝のワイド番組において比較的社会的なネタで、時事問題に近いところ、身近な人たちが行っていることについて取り上げていきたい、という視点で続けてきました。毎年終戦記念日のあたりには、なるべく戦争のことを取り上げていこうということで、番組がスタートしてからずっと続けています。今回は月曜日に舞鶴空襲の話、火曜日には満蒙開拓団の話、水曜日は沖縄戦でお兄さんの足跡をたどる話、木金は、今を生きる方々が戦争というものを知ろう、伝えようという活動を取り上げました」との説明がありました。
委員からは「当時の戦争体験を直接伺う場合に犠牲者の数など、どれだけ客観的な情報を織り込んでいくのか?という問題があった」「当時の舞鶴軍港や学徒動員、徴用といった内容は、前提となる知識を説明する必要がある」「『アメリカが病院船を攻撃しなかったことで日本が戦争に負けるのを予感した』というあたりは、実際にそこにいないとそういう感想はいだけないな、と感じました。」「沖縄戦というのは、我々にとっては大変過酷な戦闘だったというのが常識だと思いますが、若い世代にはどのくらいイメージがあるのか」「背景知識が無いものも多かった」「電話出演している人への言い方に誘導尋問のようなところがあった」「高齢の方には電話でインタビューするのでなく、取材に行った方がいいのではないか」「問い合わせ先で電話番号を出すのは考えた方がいい」「素晴らしい企画だと思った」「聞き手が戦争に関しての概要を知って、話し手の足りない情報をフォローする形にした方が良い。」「ラジオだからこそ冷静に聞ける内容だった」「満州に行った人たちの中で、そのまま中国共産党で従事されていた方がいたのは初めて聞いた」「このような体験をされた人からの『選挙の大切さ』という言葉は改めてズシッときた」「過去のことと考えず、現在の私たちとどう関係があるかを考えてもらうのが、戦争の企画をするときに一番大切なこと」「満蒙開拓団について状況説明があった方がわかりやすかった」「絵本を読んだ次の世代の感想も聞きたかった」「有意義な内容だった」「聞いてほしい人に聞いてもらえる時間帯であったか?」「京都に縁(ゆかり)のある人の話なので、戦争が一層身近に感じられたと思う」「ラジオだからこそ耳に、心に響いた」などの意見をいただきました。

(番組審議会事務局)

令和2年度 株式会社京都放送 番組審議会委員(9月例会出席者)
若林 卯兵衛 (株)若林佛具製作所 取締役相談役
平林 幸子 京都中央信用金庫 相談役
松本 和加子 京都市文化観光資源保護財団 専務理事
松田 規久子 京都新聞社 編集局文化部長
雨宮 章 京都府立府民ホール及び文化芸術会館 館長
鈴鹿 可奈子 聖護院八ッ橋総本店 専務取締役
西山 祐子 一般社団法人 みんなの手 代表理事
森本 淳生 京都大学人文科学研究所 准教授

日時: 2020年10月16日 12:05