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番組審議会

7月番組審議委員会

開催日 令和3年7月26日(月)午後4時~5時30分
出席者 審議委員5名

議題

テレビ番組『京都・味の大捜査線リターンズ』について合評

 番組の合評では、今月の合評対象番組であるテレビ番組『京都・味の大捜査線リターンズ』について、各委員が意見を述べました。
 まず制作担当者からは「この番組は刑事ドラマ仕立てのグルメ番組です。2014年に俳優の津田寛治さんを主人公に制作開始した「京都・味の大捜査線」の続編ということで去年、新シリーズを展開することになりました。新シリーズでは新たに相棒として「仮面ライダーW(ダブル)」で活躍した木ノ本嶺浩(きのもと・みねひろ)さんを迎え、去年の夏には「京都人は牛肉が好き?」として牛肉をメインに、秋には「京都ラーメンの秘密に迫る」として、昨今のすこし変わった京都ラーメンを紹介しています。ただ、飲食が欠かせない番組なだけにコロナの影響はすごく大きく受けまして、制作時期が予定より大きく伸び、ようやく今年6月に今回ご視聴いただきました第3話が制作できました。この第3話は「近江郷土料理の秘密に迫る!」と題して、前半では滋賀の鮒ずしを紹介、後半では「猟奇的な鍋料理」と題して京都のもつ鍋と肉鍋を紹介しています。今回は大河ドラマ「麒麟がくる」で光秀ブームもあったことや、少し景色の変わる滋賀にスポットを当てました。グルメ刑事のツダカンさんがグルメにまつわる謎や秘密を調査し、真相を解明するというストーリーで、グルメをキーワードに謎解きをしながら食文化や最新情報を紹介していくというドラマ仕立てで、いわゆるリポーターによる情報番組とは一味違ったものを目指しています。」との説明がありました。
 委員からは「番組の内容は興味深かった」「前半は内容も充実し、楽しく見ることができた」「ぜひシーズンごとに制作してほしい」「番組を見てその店に行ってみたくなるのが良い」「京都の...と銘打っているのに、主役が滋賀県の鮒ずしだったことに違和感があった」「本能寺の変と鮒ずしの関連づけの話はおもしろかった」「京都・味の大捜査線なのになぜ近江?と思ったが、設定が本能寺の変で光秀がなぜ信長を討ったのかという話から展開していたので、面白いと思いました」「鮒ずしが1年がかりで作られていることを知った」「現在と江戸時代の鮒ずしのレシピが違うことを知ることができて興味深かった」「鮒ずしのニオイについても内容に入れるべきだったのではないか」「テーマ設定も良かったと思うので、今後とも面白いテーマを見つけてやってほしい」「前半と後半が違うテーマであること自体は構いませんが、せっかくドラマ仕立てにしてあるのに、その展開に物語性や必然性がありません。どちらも素晴らしいお店でしたので、残念です。」「素晴らしい料理やお店を紹介する番組には大きな意義があり、こうしたドラマ仕立てで面白く興味をもってもらう取り組みも重要です。」「6月の暑いときに、なぜ鍋なのか?」「猟奇的という表現は適切だったか」「京都府内の様々な地域の特色ある料理なども紹介していただきたいです。」「店頭の杉玉がアップで長く映されていましたが、本来杉玉は酒蔵に掲げられるもので、誤った意味を浸透させることにならないかと思いました。」「コロナ禍で街歩き番組やグルメ番組は苦戦しているようですが、こんな時こそ視聴者を楽しませて、次は行ってみたい、食べてみたいと思わせるこうした番組作りに努めていただきたいと思います。」などのご意見をいただきました。

(番組審議会事務局)

令和3年度 株式会社京都放送 番組審議会委員(7月例会出席者)
若林 卯兵衛 (株)若林佛具製作所 取締役相談役
平林 幸子 京都中央信用金庫 相談役
松本 和加子 京都市文化観光資源保護財団 専務理事
松田 規久子 京都新聞社 編集局文化部長
雨宮 章 京都府立府民ホール及び文化芸術会館 館長

日時: 2021年8月18日 17:10