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番組審議会

4月番組審議委員会


開催日 文書により、委員から意見を提出していただく形での実施
意見提出委員 審議委員9名

議題

ラジオ番組『つくる、きょうと。』について合評

4月例会は、新型コロナウイルス感染が拡大し、4月12日以降、京都府がまん延防止等重点措置の対象地域となったことから、各委員からの番組を視聴しての感想や意見を文書にして提出していただく形で実施しました。
今回は、まずテレビ放送番組の種別の公表制度に基づき、テレビ編成局長が2020年10月~2021年3月までの期間の毎月第3週の「放送番組の種別ごとの総放送時間」、「CMの総放送時間」「個々の放送番組の種別」について文書で報告しました。
番組の合評では、今月の合評対象番組であるラジオ番組『つくる、きょうと。』について、各委員が意見を提出しました。制作担当者からは文書で「東日本大震災から、ちょうど10年。改めて防災の意義を問い、災害に強い街づくりに取り組んでいこうと、京都にあるふたつのラジオが防災キャンペーンを実施。3月11日(木)14時からKBS京都ラジオとα-STATIONで同時生放送しました。震災の記憶をたどりながら災害大国・日本を改めて胸に刻み、その教訓を生かそうというものです。今回は特に歴史都市である京都市街の防災に焦点を当て、リスナーと一緒に災害に強い街について考えを深めました。震災を風化させない、京都が災害に強いまちになるために...過去の震災からの教訓、そしてこれからの防災を考えました。」との説明がありました。
委員からは「京都の人にとって深く響く情報・知識が、もっと盛り込まれてほしかった」「東日本大震災は遠く離れた土地のことではなく、災害大国日本に生きる自分にも、京都にも、深くかかわりのある、自分の事として考えるべき問題であると、改めて感じることができた。」「出演者の構成もよく、心に響く発言であった。」「災害時のラジオの役割は、ラジオ番組だからこそ強調する場面があってもよかったのではないか。」「αステーションとの役割分担、2局同時生放送の意味が不明確であった。」「KBS京都とαステーションの共同制作、同時生放送という試みは、意義があることだと思います。日頃からの連携が、災害時にも生きることでしょう。」「重みと深みのある興味深い内容でした。」「防災キャンペーンにありがちな『備え』の重要性を強調するだけになっていた感は否めません。」「お二人の声のトーンが良かったです。これからの災害に備えるという前向きな印象になりました。」「金先生のお話が、簡潔でわかりやすかったです。」「震災の番組はどうしても鎮魂と災害時の記憶を語ることに終始してしまい、その後、我々の防災意識がどう変わったのか、準備はどれほどできているのかについて具体的な検証に欠けてしまいます。」「災害はいつか来るときのために備えるのではなくて、もう明日ここに来るかもしれないのだと常に言い続けることが必要だと思いました。」「東日本大震災から10年経ったいま、京都は安心だという思い込みを捨て、改めて防災に取り組む必要性をアピールしていただいた番組であったと評価し反省もしています。」「京都府全体で考えると日本海側は地震による津波、福井県の原発事故などの複合的な被害も予想されています。京都市だけでなく、京都府内全体を含めてほしかった」「本来なら岩手県、宮城県、そして福島県の被災者のインタビューをちゃんと盛り込むべきだったのではないでしょうか。」「実際に被災地に足を運んで現在の被災地を見て感じて番組を作ってほしいと思います。」「報道関係者の方々は原発について報道することがタブーのように思っていませんか。」などのご意見をいただきました。

(番組審議会事務局)

令和2年度 株式会社京都放送 番組審議会委員(4月例会意見提出者)
若林 卯兵衛 (株)若林佛具製作所 取締役相談役
平林 幸子 京都中央信用金庫 相談役
松本 和加子 京都市文化観光資源保護財団 専務理事
松田 規久子 京都新聞社 編集局文化部長
雨宮 章 京都府立府民ホール及び文化芸術会館 館長
寺脇研 京都芸術大学 理事
鈴鹿 可奈子 聖護院八ッ橋総本店 専務取締役
西山 祐子 一般社団法人 みんなの手 代表理事
森本 淳生 京都大学人文科学研究所 准教授

日時: 2021年5月13日 13:00