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番組審議会

1月番組審議委員会


開催日 文書により、委員から意見を提出していただく形での実施
意見提出委員 審議委員9名

議題

テレビ番組『newsフェイス2020』について合評

1月例会は新型コロナウイルス感染拡大により、緊急事態宣言が発出されたことを受けて例会を開かず、各委員から番組を視聴しての感想や意見を文書にして提出していただく形で実施しました。

番組の合評では、今月の合評対象番組であるテレビ番組『newsフェイス2020』について、各委員が意見を提出しました。

制作担当者から「newsフェイス2020は平日夕方に放送中のニュース番組・newsフェイスの年末を締めくくる特別番組として、12月23日の午後7時から放送しました。2020年は新型コロナウイルス感染症の拡大が世の中を大きく揺さぶった1年だったので、京都の医療や経済、観光、伝統行事など様々なシーンへの影響を振り返りました。西脇京都府知事と京都大学ウイルス・再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授をゲストにお招きして、これまでの取り組みや最新の感染状況、今後の展望などについてお話を伺いました。また、新型コロナの影響を受けて山鉾巡行が中止となった祇園祭にも焦点を当てて八坂神社から中継をつなぎ、神社関係者や山鉾連合会の木村理事長にもご出演いただいて、当時の状況などを伺ったほか、コロナに関する視聴者からの質問を事前募集し、西脇知事と宮沢准教授にご返答いただきました。そのほか、番組後半では2020年に京都で発生した事件事故を振り返っています。生放送でお送りしましたが、新型コロナウイルスに関するパートが長くなり、予定していた他の項目をカットせざるを得ない事態となりました。用意していた事件の振り返りが十分にできなかったため、次回以降への反省と課題としました。」との説明文が提出されました。

委員からは「全体的には共感できる内容であったが、盛りだくさんでもう少し整理されていてもよかったのではないか。」「1年の事件の振り返りで、『ALS嘱託殺人』が放送されなかったのは残念だった。」「視聴者の質問に西脇知事と宮沢先生が直接答えるコーナーは良かった。コロナ禍で政治と国民の間のコミュニケーション不全が強く感じられるようになった現在、こうしたやりとりがテレビで流れること自体に大きな意義がある。」「西脇知事のコロナ関連での各コメントに物足りなさを感じた。広報文を読み上げているような印象でした。」「京都府内感染者数の累積数字は出ているが、既に完治されて普通に戻っておられる方の数字が見えず、不安ばかりをあおっているように感じました。」「新型コロナ対策について教育面で必要な対策や現状の危機感も、もう少し突っ込んで語ってほしかった。」「経済への影響について観光客減少の風景を映し出すだけではなく、行政の制度融資や民間金融機関の取り組みなど、『京biz』との連携で組み込めれば番組の奥行きが深くなったのではないか。」「全体として、京都府政のPR番組ではなく、報道番組としての作りを意識するべきだったのではと感じた。」「祇園祭については神社も鉾町の方々も様々な知恵を出して新たな取り組みをされたことを伝えられたことは、他局にはできないKBSならではの内容だった。」「京都アニメーション事件の青葉被告の治療にあたった医師のインタビューは今回の番組で最も興味深いものでした。」「赤木睦代さんの牛の絵は圧巻で、力をもらった」「国民が知りたいのは自分が住んでいる地域の情報や状況だ。ローカル民放局の役割として、こうした要求に応える番組作りに取り組んでほしい。」「この放送を拝見して肯定的な内容が多いにも関わらず、ネガティブな印象を所どころに感じた。それはコロナ報道でよく耳にする常套句の使用と演出によるものではないかと考えました。」「人々の感情を扇情することなく、情報を淡々と伝え、希望や励ましを与えるような番組作りを心がけていただきたいと思います。」などのご意見をいただきました。

(番組審議会事務局)

令和2年度 株式会社京都放送 番組審議会委員(1月例会意見提出者)
若林 卯兵衛 (株)若林佛具製作所 取締役相談役
平林 幸子 京都中央信用金庫 相談役
松本 和加子 京都市文化観光資源保護財団 専務理事
松田 規久子 京都新聞社 編集局文化部長
雨宮 章 京都府立府民ホール及び文化芸術会館 館長
寺脇研 京都芸術大学 理事
鈴鹿 可奈子 聖護院八ッ橋総本店 専務取締役
西山 祐子 一般社団法人 みんなの手 代表理事
森本 淳生 京都大学人文科学研究所 准教授

日時: 2021年2月 9日 09:00