今回の夢追人は、京都府京丹波町の大﨑克巳さん。滋賀県大津市の宮崎佳文さんを訪ねました。(リポーター:優木瑛美 / 中村葵)

【京都編】

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いきなりですが問題です。ジャジャン
丹波高原ねぎは、月・火・水・木・金・土・日
どこから生えるでしょう?
「え、土でしょう??」(優木リポーター)

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答えを探してやって来たのは京丹波町の有限会社オアシスランド。
ネギのハウスが広~~~い!

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代表の大﨑さんに正解を見せていただきます。

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土ではない・・

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めくってみると・・正解は、水でした!
水耕栽培とか養液栽培といって、養分を含んだ水でネギを育てています。
今から25年ほど前、「これからの農業を」と始めたそうです。
京都では水耕トマトや三つ葉がありますが、水耕ネギはめずらしいんですよ。

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種→苗→収穫と、時期をずらして次々育てる周年栽培。
ちっちゃい苗が超カワイイ♡

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収穫したネギは専用マシンで根を切って、風で薄皮を吹き飛ばします。
便利な機械があるもんですね~

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仕分けと選別はパートさんたちが手作業でやります。
全部が機械の作業でなく、間に人の手と目が入るところがまたいいですね。

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袋にはウサギのイラスト。
土で育てるものにくらべてネギ特有のクセが少なく「ウサギでも食べられる」食べやすさだそうです。

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して、そのお味は...。奥さんにお料理つくっていただきました☆
サラダとネギたっぷり卵焼き♪ネギ焼きは大﨑さんの九条ネギでつくった地元グループの「九条ねぎおいる」をかけて。

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生でもツンとした苦みがぜんぜんない!サラダでイケます!

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そして・・京丹波といえば、こちらもお忘れなく!
"畑の黒いダイヤ"とも呼ばれる丹波の黒大豆!!
枝豆が人気の昨今、黒大豆にするのはとても手間のかかる、いわば"苦労豆(くろうまめ)"だそうですが・・この輝き!甘さ!食感!まさにダイヤモンド☆

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若手社員も地域農業も育てる大﨑さん。
地元JAさんも応援してます。

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高校、農大、JAと、農業の道一筋に歩んできた大﨑さんの夢は・・・
「私はやはり農業しかないので、これからも農業に携わっていきたいと思っていますし、これからはもっと地域に農業が根付くようにがんばりたいと思っています。3人の子どもたちが将来、結婚して子どもが出来たときに自慢できるような地域づくりをすることによって、農業がもっと元気になって人が寄ってくれる町になるのかなと思っています。それを夢としてがんばっています」


【滋賀編】

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やって来たのは大津市の「うさファーム」。
赤い壁に緑の屋根。イチゴカラーの建物が遠くからでも目立ちます...!

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代表の宮崎佳文(よしふみ)さん。
大手食品会社の製品開発担当を退職して5年前に農家になりました。
園の名前「うさファーム」の「うさ」は奥さんからの呼び名だそうです。
なぜに「うさ」??気になりますが、それはさておき・・

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ハウスではこの時期、イチゴが収穫シーズン真っ盛り♪

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宮崎さんがつくっているのは、三重県で開発された「かおりの」という品種。
その名の通り、甘~~い香りが特徴です。

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おいしいイチゴをつくるにはどうしたらいいか。毎日考えている宮崎さん。
「カンで出来るほどの知識がない」と、栽培の記録を細かくデータ化して「一昨年はどうだった、去年はどうだった、昨日は・・」と温度管理や水遣り、収穫の目安に生かしているそうです。

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そんな宮崎さん曰く、「かおりの」は、緑の「がく」が反り返ったら収穫しどき。

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中村リポーターもお手伝い・・というか、イチゴ狩り!?

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農福連携で毎週作業に来てくれる社会福祉法人「ミッションからしだね」の皆さん、JAの担当さんといっしょに・・いただきます☆

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甘さと香りが口いっぱいに広がって・・・シアワセ♡

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35歳のときから農業をやりたいと思っていたという宮崎さん。勤務先が東京に移転するのをきっかけに農家に転身したそうですが、イチゴのほかにも、お米やニンニク、原木シイタケなどを手掛け、充実した農家ライフを過ごしています。いい顔してはります!

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「自分のつくるイチゴには練乳は要りません」という宮崎さんの夢は・・・
「うさファームのイチゴは美味しい、と大津の皆さんに認識してもらえるようにガンバっていくこと。それが私の夢です」
「うさファーム」のイチゴは石山・膳所周辺の量販店やグリーンファーム石山店などで販売しています。


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※写真はイメージです。

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