今月の夢追人は、京都・上賀茂の安井奎介さんと上賀茂園芸研究会の皆さん、滋賀県多賀の土田勇さんを訪ねました。(リポーター:稲富菜穂)

京都編

京都編

京都市北区上賀茂のトマト農家、安井奎介さんはピチピチの19歳。去年の春、高校を卒業するとすぐに実家の農業の道に飛びこみました。
トマトづくりの師匠はお父さん。ロックウール栽培という土を使わない方法で1年を通してトマトをハウス栽培しています。

京都編 京都編

同じく上賀茂でトマトを育てる若手農家のグループ「上賀茂園芸研究会」の先輩たちは頼れる仲間であり、よきライバルでもあります。
それぞれが自分のトマトづくりに情熱を注ぎながらも「上賀茂のトマトを新たな特産に...!」の思いは一つ。
親やおじいさん、おばあさんの代が、リヤカーで採れたて野菜を売り歩く"振り売り"で得た、上賀茂の野菜への信頼を大切にして、それに応えるよいトマトをつくる。メンバーの熱い思いが赤くておいしいトマトを育てます。

京都編

安井さんと、先輩の井本剛史さん、橋本洋市さんと奥さん

安井さんの夢は・・・
 「誰よりもおいしいトマトをつくって、たくさんの人を笑顔にしたい」
井本さんの夢は・・・
 「親父の背中を見て、親父みたいな農業をしたいと思っていたので、自分の子どもたちにもそう思ってもらえるような農業を続けていきたい」
橋本さんの夢は・・・
 「京都産のトマトはどこやと言われたら、ボクらがつくっている上賀茂産のトマトと言われるようにしたい」


滋賀編

ロケでお邪魔した日、滋賀県多賀町は大雪でした。

滋賀編

一面真っ白な銀世界の中で一人黙々と収穫作業をする土田さん。

お米の育てられないこの季節はにんじんを育てています。
雪が降って寒くなることでにんじんが甘くなるんだとか。リポーターも少し収穫のお手伝いをさせていただきました。

滋賀編

収穫したにんじんはサイズごとに選別して出荷。
生でも甘い多賀にんじん、「もっと美味しい食べ方を教えてあげる」と言うことで土田さんのご自宅を訪ねました。

滋賀編

奥さんのはるみさんの手料理「にんじんの酢炊き」

滋賀編

お酢の香りがよく、にんじんもホクホクでとてもおいしかったです。
2品目は土田さんもハマっている「土田家特製にんじんジュース」
リポーターも絶賛、にんじんジュース。特別に作り方を教えましょう。
多賀にんじんとりんごを1:1の割合でジューサーに入れます。
出てきたジュースにレモン汁を2滴ほどたらします。完成!!美味い!!

滋賀編

土田さんの夢は・・・
 「収穫機を導入して今の畑の面積を倍にする。そして多賀にんじんを有名にし、儲けていきたい。しかしなかなか難しいのでみんなで協力してやっていきたい。そしてこの番組を見て一緒に手伝ってもらえる人を募集したい」