今月の夢追人は、京都府京丹波町の山口侑夫さん、滋賀県高島市の岡本真一さんを訪ねました。(リポーター:稲富菜穂)

京都編

京都府の夢追人は道の駅 和(なごみ)の活性化で地域をひっぱるリーダー山口さん。
財団法人和知ふるさと振興センターの理事長に就任後道の駅や、わち山野草の森などの経営を引き継ぎました。

京都編

引き受けた当時は不安もあったそうで嫌々だったとか。しかし主な事業が連携なくばらばらに運営され赤字を出し続けている状況に立ち上がります。
心を鬼にして怖い理事長を貫いた結果、売り上げが倍近くに伸び地元でも愛される道の駅になりました。

京都編

最後のインタビューではそんな山口さんのこの地域を愛する熱い気持ちが伝わってきます。

京都編

山口さんの夢は・・・
 「若い人がいないため早く職場に入れ、私が辞めた時にも道の駅が生き生きと頑張ってる姿を見るのが夢です」


滋賀編

滋賀編

高島市の今津町は滋賀県内で最大の柿の産地。
ここでお祖父さんの代から続く柿農家の三代目、岡本真一さんを訪ねました。

滋賀編

柿づくりは収穫期はもちろん、枝の剪定、防虫や消毒、果実を大きく育てるためにつぼみや実を間引く摘蕾(てきらい)・摘果(てきか)と、1年を通じてこまめな世話が必要だそうです。
ほかにも、渋柿の実に袋をかけ、アルコールを入れて甘くしたり、ビニールで覆って収穫の時期をずらしたりと、付加価値をつけるためにいろんな工夫をしているそうです。 岡本さんが手間暇かけて育てた柿をいただきました。

滋賀編

一口に柿といっても種類も食べ方もさまざま。渋を抜くことを「さわす」と言いますが、 同じ柿でも収穫後に焼酎でさわしたものと樹上でさわして完熟させたものとではシャキシャキ感が全然ちがったり。
独自の工夫で柿をドライフルーツにしてみたりと、物静かな印象とは違う岡本さんのチャレンジ精神も味わい深いものがありました。
今年産まれたばかりの"福ちゃん"もとってもキュートでした!

滋賀編

そんな岡本さんの夢は・・・
 「柿は品種も食べ方も多種多様。売り方次第で可能性はどんどん広がる。ちょっとでも良い柿をつくって今津の柿が有名になって、たくさんの人に食べてもらいたいです」