第23回：慎ましい京の漬物文化 ～大原のしば漬～
京都は昔から里々に自慢の野菜が作られ、漬物が漬けられました。
大原で作られるしば漬はナスと紫蘇を塩漬けにして乳酸発酵させたお漬物。
土井志ば漬本舗は大原の里でしば漬の味を守り伝える老舗です。
しば漬作りの命ともいえる紫蘇を自家栽培で作り、大原に伝わる製造方法でしば漬を漬けています。
じっくりと１ヶ月あまり大原の地で乳酸発酵されたしば漬は独特の酸味と風味をまとい、京都を代表する漬物に変身します。
水と土の恵みである野菜に「風味」を加えて、楽しむ…。
大原の里に培われてきたしば漬のお話です。
土井志ば漬本舗
住 所：京都市左京区八瀬花尻町４１
連絡先：tel.075-744-2311
