第8回：いづうの鯖寿司～祇園が育てた老舗の味～
京都でハレの日に、食卓に並ぶ鯖寿司。
その昔、周りを山に囲まれた京都では、福井県の若狭から日持ちさせる為、塩漬けにした「鯖」を運びました。塩漬けの鯖は、旨みを充分に引き出され、鯖寿司という京を代表する食文化を生み出しました。鯖寿司を作り続け、創業二百年の「いづう」。祇園の町中に店を構え、昔はお茶屋さんからの出前がほとんどでした。今回は、町の人々に愛され、お茶屋さんの客さんがお土産として全国に広めた、伝統の鯖寿司に迫ります。
いづう
住 所：604-0084 京都市東山区八坂新地清本町367番地
連絡先：tel.075-561-0751 fax.075-561-0750
