
競馬ワンダーランドが終わりました。
僕も7歳の時から、土曜日は走って下校し、競馬中継を見たものです。
日曜日の放送が始まった時には、競馬がめちゃくちゃ身近な物に感じられ、
競走馬への愛着が、一段と増しました。
この番組の"席"を夢見たのは、そんなガキの頃からだった。
強い馬しか知らなかった時代に、
弱い馬たちの姿が、僕の心を目覚めさせてくれたのです。
講談師になった時、"競馬講談"の確立とともに、
KBS京都競馬中継のキャスターを、僕の頂としたのは言うまでもない。
その頂に、幸運にも達する事が出来た。
そして5年3ヶ月…
僕は、あの頃の僕のように、
この席を夢見る少年たちが生まれてくれるように!
と、新たな夢を見て、喋り続けてきました。
夢の舞台に感謝するとともに、そこに座った事で、
永遠に叶えられぬ夢が出来てしまった事になります。
あまりに無力なままに、終わった今、儚さばかりが残ります。
恐らくは、これが最後の更新になるので、あまり湿っぽくならずに…
KBS京都『競馬中継』のアシスタントは、僕にとっては、
松田聖子や中森明菜と同じアイドルでもありました。
競馬講談師となってからは、伊東みきさんの結婚式にも出席させていただいたり、
中央競馬展のアシスタント浴衣祭りで司会も務めさせていただきました。
もちろん、藤田瞳、兼平千佳世、大川信子さんとは、
ともに番組を作ってきた同志でもあります。
全てのアシスタントは、美しく、僕の憧れでもありましたが、
ま、最後だからいいでしょう。
僕にとっての歴代アシスタント最高のアイドルは…
岩田久美さんだね!!

(写真は今夏、和田竜二邸でのもの)
彼女にはいつも言っています。
「腐ってもアイドル岩田久美」
2児の母となられた今も、とても美しいでしょ?
岩田久美は、ただ綺麗だけじゃなかったのが良かった。
パドック解説者が、代演だった時、
「パドック解説は、○○さんです」
とレギュラー解説者の名前を紹介してしまい、そのまま解説中も間違い続け、
最後に、解説者自身に、
「私、△△がお伝えしました」
と訂正される事件もあった。
他にも、馬体重を…
「864キロ」
と、まさかの逆読みをするなど、ちょっと、並外れたバカ加減が、
その美貌とはかけ離れすぎて、逆に親近感を覚えた。
先の中央競馬展で、岩田久美と仕事ができると知った時は、
ただならぬ興奮をしていたのを思い出す。
そんな競馬ファンのアイドルを、KBS京都『競馬中継』は作ってきた。
競馬ファンたちの癒やしのアイドルが、来年からはいなくなると思うと、また寂しくなるね。
競馬ワンダーランド…
そこは僕の夢でありました。
出演者、スタッフの皆さんに恵まれ、最高の場所でもありました。
そして何より、競馬場や街中でも声を掛けてくださった
多くの競馬ファンの皆さんのおかげで、少しでも良い喋りで競馬を伝えたい、
という使命感と責任感を貰いました。
とにかく、今これを読んでいる全ての人に、
ありがとう!
そして、さようなら。
講談師 太平洋でした
