
皆様ご無沙汰しています!
こちらの写真は2009ファイナルステークス後の場内…
清掃係の方々が、散らばった、そして散っていった
夢の後片付けをしてくださっています。
2009年は、坂本龍馬の格好で幕末の史跡をリポートする仕事があったり、
競馬では初GⅠ実況、初GⅠ勝利騎手インタビューを担当したりと
個人的に漢字一字で表すと間違いなく「馬」な一年でした。
特に印象に残っているのはまず、ブエナビスタの牝馬三冠がかかった秋華賞です。
当日勝利ジョッキーインタビュー担当だった私は、
ウィナーズサークルの一番ゴールに近いラチ沿いでレースを観戦。
三冠牝馬誕生の瞬間を見ることができるかもしれないという胸の高鳴りと
その後に控えている初GⅠインタビューの緊張感は、
言い表すことができないほどでした。
結果はブエナの宿敵レッドディザイアが悲願の1冠達成。
ゴール前2頭の叩き合いの迫力に圧倒されました。
ブエナの降着は残念でしたが、
間違いなく歴史に残る名レースを最高の場所で見ることができた……。
ただ感謝でした。
四位Jはインタビューで、
「厩舎スタッフが最高の仕上げをしてくれたことが勝利につながった」と、
とにかく厩舎への感謝を口にされていましたが、
それに加えてオークス同様に会心の騎乗、
特に今回は攻めの騎乗で勝利を掴んだことは言うまでもありません。
インタビュー前の四位Jのホッとした表情と、
インタビュー後の写真撮影で見せた満面の笑みは忘れられません。
それともうひとつはジャパンカップダート…GⅠの初実況です。
古豪の壁は厚いのか、充実4歳馬による政権交代か、
はたまた新鋭3歳勢による世代交代か…
もともと緊張しいの私は実況前、手に汗べっとりでした。
「落ち着け落ち着け」と自分に呪文をかけていると
私の隣に神様が、いや太平洋さんが!
でも仏様のような微笑みだ。
「木村くんは実況デビュー前から見ているから、
俺にとってはリーチザクラウンみたいなもんだよ。」
その言葉がすごく嬉しかった…
がぜんやる気が出た。
そしてさらにこのブログ上での太平洋さんのメッセージを見たときにまた胸が熱くなった。
ありがとうございます…
実況は正確さだけでなく、見ている人達と気持ちの共有ができるかが大切…。
やっぱり難しい…それは「うま」くなるということとはまた違う気がする…
人の心に残る実況がしたい、技術よりも心…。
来年の一字はもう決まりました。
2010年からまた壁にぶつかりながら前に進みます!