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今回のいっぴんは「鮎」! そんな鮎は変わった釣り方をします。取材に訪れたのは雄大な自然に抱かれた保津川。この保津川で獲れる鮎は日本一の鮎といわれ、かつては皇室に献上されていました。鮎釣りの方法は鮎の縄張りの習性を利用した「友釣り」が一般的です。取材した鮎釣り師の本郷泰三さんはこの友釣り歴50年のベテラン。まず、本郷さんは川の流れを見て、鮎がいそうな場所を見極めます。そして生きた鮎のオトリを針につけ、泳がせます。縄張りに侵入してきた鮎を攻撃してくる鮎が針にかかるというわけです。保津川に多くの釣り人が訪れるのは、その美味しさの評判からでもあります。川幅が広く流れの急な保津川で育った鮎は身の締まりもよく、香りもいいので京都の有名料亭のお膳にのぼります。 嵯峨鳥居本にある「平野屋」。鮎の名店として有名です。ここには代々守り続けてきた生簀があります。鮎料理の最高峰と言われる塩焼きは、この生簀から揚げたばかりの鮎を備長炭で焼いて、ジューっという音のする間に客に出されます。また新鮮な鮎ならではの刺身、「鮎の背越し」。骨をそのまま食べる歯ごたえも楽しめ、香りは夏の渓流を思わせます。夏だけの贈り物、鮎。夏の京都に欠かかすことのできない食材として、私たちに極上の味わいを届けてくれます。 |
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■お店情報 平野屋 |
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