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第114回 京都オンリーのどんぶり物 衣笠丼

 
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今回のいっぴんは「衣笠丼」!
実は京都ならではの丼があるんです。それが衣笠丼。
油揚げとネギを卵でとじたシンプルな丼で、その名は西大路、金閣寺の近くにある衣笠山に由来しています。標高201メートルの小さな山で、その昔、第59代宇多天皇が、真夏に雪景色が見たいと衣笠山に白絹をかけたという故事から、別名「きぬかけ山」とも呼ばれています。油揚げとネギを卵でとじた様が、雪景色の衣笠山に似ていることから、この名前がついたそうです。この京都ならではの衣笠丼を食べられるお店が尾張屋さん。お店ができたのはなんと西暦1465年。寛正6年と言いますから、創業540年あまりの老舗中の老舗です。その立派な佇まいに圧倒されます。そんな老舗でいただく庶民の味。たっぷりと出汁がしみ込んだお揚げさんが絶品です。

さて、丼といえば家庭でも楽しめるのが魅力の一つ。この衣笠丼も家庭で美味しく作ることができます。家庭で作る究極の衣笠丼とは!?まずはネギから。ネギ専門卸の「葱常」さんのネギは京都市内九条で育ったたくましいネギは、まさに究極の名にふさわしい一品です。続いては卵。亀岡で卵を生産している京都食品。こちらの養鶏では平飼いと呼ばれる飼育法でのびのび育った鶏が産む卵は、黄身が盛り上がったたいへん美味しい卵です。最後に油揚げ。北野天満宮の近くの老舗豆腐店「とようけ屋山本」さん。こちらでは昔ながらの製法にこだわった最高の油揚げを手に入れることができます。

こうした究極の品々が、シンプルな衣笠丼を支えてきたのでしょう。みなさんもご家庭で作られてはいかがでしょうか。


■お店情報

本家尾張屋
京都市中京区車屋町通二条下る
075-231-3446

葱常
京都府京都市南区四ツ塚町15
075-691-4685

京都食品
京都府亀岡市余部町15番地1
0771-22-3016

とようけ屋山本
京都市上京区七本松一条上ル滝ヶ鼻町429-5
075-462-1315

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