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第106回 京都で幕開け 日本映画

 
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今回のいっぴんは「映画」!
今も昔も娯楽の王様と言えばやっぱり映画ですよね。そんな映画が日本で始めて上映されたのが、ここ京都なのです。二条城の南西にひっそりと建つ、二条城撮影所の記念碑。この場所でいまからちょうど100年前に日本発の本格的な劇場公開映画「本能寺合戦」が生まれました。監督は日本映画の父と称されるマキノ省三。大正から昭和のはじめにかけて京都には16ヶ所ものスタジオが立ち並び、日本のハリウッドと呼ばれ、数多くの名作を作り出していきました。

映画の町、京都の現在のシンボルと言えば、東映太秦映画村です。時代劇でおなじみのオープンセットや特撮プールなど、映画の世界を体験することができます。そして映画村に隣接する東映京都撮影所、こちらは現在も数多く映画やテレビドラマを制作している撮影所です。稽古場やメイク室、衣装室に小道具大道具の倉庫。まさに映画の生まれる場所といった熱気に包まれています。

京都にはこうした歴史を大切に受け継ぎ、未来へと託す活動が多く行なわれています。京都映画際もその一つ。毎年秋に行なわれる映画祭で、特集上映やシンポジウムが開かれ、たくさんの映画ファンが集まります。また立命館大学アートリサーチセンターを拠点に活動しているマキノプロジェクト。このプロジェクトではマキノ映画に関する貴重な資料や映像をデジタル化し保存しています。そして京都一の歓楽街、新京極通りで行なわれているのが、新京極映画祭。かつてこの界隈には40を越える映画館がありました。映画を観るという文化も京都には根強くあったのです。

100年の時を越えた今も、京都には映画にかけた熱い思いが息づいているんですね。


■お店情報

京都文化博物館
京都府京都市中京区三条高倉
075-222-0888

東映太秦映画村
京都市右京区太秦東蜂ケ岡町10
075-864-7716

マキノプロジェクト
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/archive01/makino/index.html

京都映画祭
http://www.kyoto-filmfes.jp/

新京極映画祭
http://www.shinkyogoku.or.jp/eigasai/2008.htm

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