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第91回 京の夏の風物詩 鴨川納涼床

 
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今回のいっぴんは「鴨川納涼床」!京都の夏の風物詩の代表格とされる「鴨川納涼床」。5月1日から9月30日までの間のみ楽しむことができる特別な空間です。

厳しい京都の夏、鴨川の水辺は涼を味わう貴重な場所として、いにしえの時代から人々をひきつけてきました。現在もやはり床は憧れの存在。誰もが季節に一度は行きたい場所です。まずは料理旅館の幾松。屋号の幾松とは明治維新の立役者の一人、桂小五郎と恋に落ち、後に妻となった芸子の幾松のことです。築200年を越える本館は旧長州藩の屋敷を改築したもので、格式あるお店です。東山を眺め、しばし京の歴史を感じながらいただく京料理はまさにいっぴんです。
続いては豆屋源蔵。京都独特のうなぎの寝床の長い廊下を歩いていくと、まぶしい光とともに鴨川があわられます。放浪の天才画家、山下清も訪れ、雑記帳にスケッチを残しています。頂くのは自家製のゆば、みそ、豆腐で作った創作料理。鴨川の風に吹かれながら京都ならではのお料理を楽しめます。
続いてはもち料理のきた村。つきたての餅を使った様々な創作料理をいただけます。その名も「おもちゃ箱」と名づけられたおばんざいなどさまざまな料理が詰まった楽しいお料理。床に出すビールは氷を詰めた竹筒に入れるなど、床をさらに楽しむ演出は必見です。
最後にご紹介するのが床で洋食をいただける開陽亭。いち早く洋食屋として床を出した老舗です。床の上でテーブルと椅子で味わう洋食は一味違った楽しみです。

京都の人々が愛してやまない鴨川納涼床。移ろいゆく景色を目で味わい、川風を肌で感じ、波のせせらぎを耳で楽しむ。そして京の自慢の料理に舌鼓を打ち、おもてなしの心に感動する。京の心を感じるいっぴんです。


■お店情報

幾松
京都市中京区木屋町通御池上る
075-231-1234

豆屋源蔵
京都市中京区木屋町御池上ル
075-253-1155

もち料理のきた村
京都府京都市下京区木屋町仏光寺上ル
075-351-7871

開陽亭
京都市東山区祇園町南側570番地120
075-561-6451

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