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第88回 京の懐石&会席料理

 
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今回のいっぴんは「カイセキ料理」!さて、「カイセキ」という字、どのような漢字を思い浮かべますか?「会席」とか「懐石」とか書きますよね。では、この二つの違いは何でしょう?今回はそんな「会う席」と「懐(ふところ)の石」の違いをご紹介します。

まずは「会席」から。伝統の会席料理を頂ける「畑かく」さんにお伺いしました。会席とはもともと武士の戦勝料理、饗宴料理がルーツと考えられています。つまり、お酒を楽しむため、人々が集まる席で食べられるのが「会席」料理というわけです。特に決まったルールはありませんが、何といってもお酒を楽しむ料理。その証が一番最初に出てくる「八寸」です。旬の食材を生かした料理を上品に盛り付けた言わば酒の肴です。

そして一方「懐(ふところ)の石」ですが、これは禅宗の厳しい修行からきた言葉です。座禅三昧の日々、懐炉代わりに温めた石を懐に入れて凌いだそうです。その後客人をもてなす際に、食べ物が無く、せめてもの空腹しのぎにと温めた石を懐に入れてもらったことから、「懐石料理」と呼ぶようになったとする説が有力です。
今では茶道においても共通する「客をもてなす」意味から、茶会の席でお茶を頂く前に空腹を癒すための適度な料理をさす「茶懐石」が懐石料理の本来の形です。つまり、こちらは「お茶」を楽しむ料理なんです。今回は下鴨茶寮さんに普段はなかなか見ることのない茶懐石料理をご用意いただきました。日本の食文化の真髄、懐石料理と会席料理!京都で歴史と文化に培われてきたお味はまさにいっぴんです!


■お店情報

畑かく
京都市上京区上御霊前通烏丸西入
075-441-0610

下鴨茶寮
京都府京都市左京区下鴨泉川町1
075-701-5185

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