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第57回 弥次喜多も龍馬も舌鼓 豆腐田楽

 
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今日のいっぴんは「豆腐田楽」!

皆さんは十返舎一九の「東海道中膝栗毛」を読んだことがあるでしょうか?1802年に出版された本で、弥次さん、喜多さんが江戸の日本橋から終点の京都まで旅の道中を描いた物語です。旅の道中で二人は宿場でさまざまな名物を食べます。実は一番回数が多いのが「田楽」なんだそうです。田楽とはもともと豆腐田楽のことをいいました。豆腐を四角く切って串にさし、味噌を塗って焼いたその姿が、豊作を願って踊られる「田楽舞」の「田楽法師」に似ていることからこの名がついたと言われています。
 
さて、京都にやってきた弥次さん、喜多さんも立ち寄ったといわれているのが八坂神社の南楼門前にある「二軒茶屋 中村楼」さん。創業およそ450年を誇る老舗で「東海道中膝栗毛」にも登場します。当時、手際よく軽快なリズムで豆腐を切るパフォーマンスが大評判で、店の前にはたくさんの見物客で賑わったといいます。また、あの坂本龍馬も中村楼の豆腐田楽を愛した人物として有名なんです。

江戸時代の庶民から、明治の政治家、そして現代も変わらず愛され続ける豆腐田楽。京都の長い歴史とともに歩んできた、まさに京のいっぴんといえます!


■お店情報

中村楼
京都市東山区祇園町南側八坂神社鳥居内
075-561-0016

賀茂とうふ・近喜
京都市下京区木屋町通松原上ル三丁目天王町142
075-352-3131

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