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第49話 モデルに供養に大忙しの 鹿ヶ谷かぼちゃ

 
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今回のいっぴんは…「オカボ」。何のことかわかります?そう、かぼちゃ、鹿ケ谷かぼちゃのことです。特徴はなんといってもギューっと引き締まったあのウェスト。瓢箪のようなユニークな姿のため、絵のモチーフになったり、京都ではなかなか有名な存在です。

鹿ケ谷かぼちゃはもともと日本で栽培されていた菊座型の日本かぼちゃが、突然変異でこのように瓢箪型になったそうです。そしてそれが鹿ケ谷という土地で作られたので鹿ケ谷かぼちゃと呼ばれるようになりました。

伝統野菜専業農家の樋口さんの畑ではこの鹿ケ谷かぼちゃが栽培されています。先代から京都の野菜は文化だと教えられてきた樋口さんは「種は形見分け」と、代々伝わる種づくりの大切さをお話してくださいました。

そして鹿ケ谷かぼちゃが主人公となる安楽寺の鹿ケ谷かぼちゃ供養もたいへん有名です。毎年7月25日前後に行われ、煮炊きした鹿ケ谷かぼちゃを参拝に訪れた方々に振る舞い、健康を祈願するもので、およそ200年も続く伝統行事です。

京都で文化伝統として残り続ける京野菜、鹿ケ谷かぼちゃ。作る方も、食する人々も、ひとつの野菜を文化として永きに渡って残し続けようとするのが、ここ京都です。


■お店情報

ジョイフル文蛾
京都市下京区不明門万寿寺上ル
075-344-2900

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