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第21話 たかが玉子、されど玉子 これが瓢亭玉子!

 
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「半熟玉子」といえばみなさん日常、当たり前のように食べられると思いますが、この半熟玉子を初めてつくられたのが瓢亭なんです。

南禅寺綜門をくぐりしばらく行くと、一見茶店のような主屋が見えてきます。 400年間変わらぬ佇まいをみせる瓢亭は、時代を彩った文化人・茶人・経済人が繰り返し訪れる料亭なんです。

1864年に出された京の名所案内書「花洛名勝図絵」には当時の瓢亭の様子が描かれ、「瓢亭の煮抜き玉子は近世の希製なりとて客あまねくこれを食悦す」と、今で言う瓢亭玉子がいかに素晴らしい食べ物であったかが記されています。

腰掛け茶屋だった瓢亭が、庭先で飼っていた鶏の卵をゆがいて出すと珍しがれ評判を呼んだのが始まりですが、どうしてそこまで愛されたのか? 14代目のご主人、さんは卵を一番おいしく食べる方法ではないかとおっしゃっています。

そんな憧れの瓢亭玉子づくりに挑戦した人は数知れず。企業秘密ということで作り方は教えていただけませんでしたが「切るときは包丁」であったり、「味付けは薄口醤油だけ」などいくつかのヒントは伝授していただきました。みなさんも是非一度、瓢亭玉子を口に運んでいただき、そして挑戦してみるのもいいのでは…。


■お店情報

瓢亭
京都市左京区南禅寺草川町35
075-771-4116

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