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第19話 味も姿もおめでたい京名物 五色豆

 
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京の二大名物と言えば何のことか皆さんご存知ですか?そう、おなじみの「八ッ橋」と「五色豆」が京の二大名物なんです。京都駅のお土産売り場を見てみればもう一目瞭然、多くの老舗の「八ッ橋」と「五色豆」がずらりと並んで京土産ナンバーワンを競っています。

そんな五色豆ですが歴史はまだ浅く誕生したのは明治時代、後半なんです。外国から白色の砂糖が輸入されるようになり、着色することが可能になったのが五色豆のきっかけ、その頃日本にはまだ黒砂糖しかなかったそうです。ではなぜ五色、しかもこの色になったのでしょうか?

五色豆の色は青、赤、黄、白、黒でこの五色は古代中国に端を発する五行思想からきており、青は木・赤は火・黄は土・白は金・黒は水を表し大地を象徴するものと言われています。黒は縁起が良くないとのことで五色豆ではニッキの茶褐色が使われています。この五色はいわば縁起ものであり平安時代の頃より伝統の幸福を祈る色なのです。

五色豆が京名物になったのはふたつのきっかけがあります。一つは大正時代のはじめに京都で行われた国家をあげての行事「大正天皇ご即位の御大典」に五色豆を献上したこと。そしてもう一つは自動車の無い時代にメインの交通であった鉄道、その拠点として栄えた京都駅で立ち売りをしたことです。

昔も今も変わらず京都駅では「五色豆」が京都を象徴し、そして代表する名物として人気を博しているのです。


■お店情報

豆政
京都市中京区夷川通柳馬場西入る
075-211-5211

船はしや総本店
京都市中京区寺町二条上る
075-231-4127

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