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第16話 まさに料理の名脇役 九条ねぎ

 
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京都の伝統野菜「九条ねぎ」。まず訪ねたのは祇園、花見小路にあるうどん屋、「萬屋」。実は、この番組のナレーションをよんでいる芦屋小雁さんもいきつけのうどん屋さんで、南座の役者さんや舞妓さんが良く来られるそうです。「いつものやつをお願いします。」と小雁さんが注文すると、ご主人が出してきたのは一面、緑一色のどんぶり鉢!なんと九条ねぎが山ほど入った「ねぎうどん」。九条ねぎはとろりとした甘みが特徴。関西はよくいわれるように薄味が好き。そのため、ねぎも甘みのある青ねぎが好まれます。特にうどんとの相性は抜群です。

ねぎと一言でいっても北から南までたくさんの種類があります。といことで訪れたのは木屋町にある「葱や平吉」。こちらでは全国のねぎを扱っており、数種類の白ねぎ、青ねぎを紹介。併せてねぎを使った代表的な料理を紹介してもらいました。

さて、本題の九条ねぎ。その名の通り、九条ねぎの由来は京都の地名の一つ九条にあります。東寺がシンボルとしてそびえ立つ京都市南区、九条通りに面する九条ねぎ専門卸の「葱常」。こちらではこの九条一帯でとれた九条ねぎの土をおとし、ポンプで汲み上げた地下水できれいに洗い、それをパッケージにつつんで料理屋さんや京都の台所、錦市場の八百屋さんに卸しています。九条通り一帯で育てられている九条ねぎを取材。九条ねぎは栽培の方法にそのおいしさの秘密があり、長い年月をかけて培われた農家さんの苦労があります。

九条ねぎは明治時代に入り、牛肉の普及が進むにつれ栽培も一層盛んになったといわれています。それは「牛鍋」が庶民の生活に入ってきたからです。ということで明治2年創業の「モリタ屋」に訪れました。すき焼きは肉とねぎを食べる料理と言う人もいます。それほど肉との相性はぴったり。そんな料理の名脇役「九条ねぎ」をぜひ一度味わってみてください。


■お店情報

萬 屋
京都市東山花見小路四条下る二筋目西入る
075-551-3409

葱や平吉
京都市下京区西木屋町町通松原上る
075-342-4430

葱 常
京都市南区四ツ塚町通15
075-691-4685

モリタ屋
京都市中京区猪熊通四条上る
075-842-0298

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