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第12話 不思議京野菜 堀川ごぼう

 
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ごぼうはもともと大陸から日本に入ってきたものだそうですが、驚くことに食用に栽培しているのは世界中で日本だけやそうです。独特の香りが欧米人の好みにあわないようで、「日本人は木の根を食べている」と驚くそうです。

そんなごぼうの国日本で生まれたのが堀川ごぼう。細長くスマートなのがごぼうのイメージですが、堀川ごぼうは太くてずんぐり。なんとも不思議な食べものですが、その栽培法も不思議です。実はこの堀川ごぼう、皆さんが普通に食べているごぼうをもう一度土に戻して栽培するとどんどん太ってこんなに大きくなるんですって。その誕生なんかはもっと不思議です。その昔、豊臣秀吉が京都に建てた聚楽第。しかし豊臣家の滅亡後、聚楽第はとり壊されることに。跡地はゴミ捨て場となり、聚楽第のお掘は周辺住民のゴミよって埋められていったそうです。そのゴミにたまたま混じったごぼうが土の中で年を越し、いつしか巨大ごぼうに育ったという話。それが堀川ごぼうの誕生なんです。

しかしこの堀川ごぼう食べるとほっぺたが落ちるほど美味しいんです。まずおばんざい屋さんで作ってもらったのは、たたきごぼうと堀川ごぼうの肉詰めという伝統的な料理。昔から京都人はこうやって堀川ごぼうを食べたそうです。さらにフレンチレストランで堀川ごぼうを使ったメニューを作っていただきました。堀川ごぼうサラダにパン、ケーキ、アイスクリーム。堀川ごぼうが斬新な料理に生まれ変わりました。京野菜の世界は奥が深いですな。


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