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第6話 七色の知られざる秘密 七味唐辛子

 
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どこの家庭でも一つは食卓に置いてある「七味唐辛子」。この「七味唐辛子」が生まれたのは東京。発祥といわれる浅草のお店「やげん堀」でお話を伺いました。「やげん堀」とは「薬研堀」という地名からきており、江戸時代、「薬研堀」という地域には漢方薬などを売るお店がたくさんあったそうです。そこで漢方薬の一つとして使われていた唐辛子を食に利用できないかと考案されたのが「七味唐辛子」というわけです。

同じ頃、京都の清水寺へと向かう三年坂をのぼりつめた茶店で七味唐辛子は生まれました。それが「七味家」です。もともと、「七味家」は「河内屋」という屋号で茶店を営んでおりましたがご主人が参拝客や清水寺で修行する行者さんに、体がぬくもるようにと辛子湯を出していたことがきっかけだそうです。(ちなみに辛子湯とはお湯に唐辛子をまぶしたものです。)

そんな東京と京都の七味唐辛子。これが見た目も味も違うんです。東京「やげん堀」のなかには唐辛子が2種類も使われ、濃い味が特徴の関東の料理に負けない味になっています。しかし京都「七味家」は薄味が特徴の関西料理を損なわないよう風味を大事にした味になっています。みなさんも料理によって七味唐辛子を使い分けてみてはいかがですか。


■お店情報

七味家
京都市東山区清水2丁目
075-551-0738

やげん堀
東京都台東区浅草1-28-3
03-3841-5690

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