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第3話 京土産NO.1 生八ッ橋

 
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京土産ナンバーワンの売り上げを誇る「八ッ橋」。中でも観光客や修学旅行生が手に持っているお土産のほとんどが「つぶあん入り生八ッ橋」なんです。なぜこんなにも人気があるのか? いつどのようにして誕生したのか?その秘密に迫ってみます。

「八ッ橋」の発祥には諸説ありますが…。「堅焼きの八ッ橋」は実は琴の形を模したものなんです。江戸時代前半、京都に琴の名手と呼ばれた人物がいました。その名は八橋検校さん。この検校さんを偲んで作られた琴の形の米煎餅。これをいつしか人々が「八ッ橋」と呼ぶようになったそうです。

「つぶあん入り生八ッ橋」は昭和22年に誕生。もともと歌舞伎のお話をテーマにしたものだったんです。近松門左衛門が当時名声を博した名妓「夕霧」をモデルに書き下ろした歌舞伎「廓文章」にちなみ、「生八つ橋」を主人公、伊左衛門が持つ編み笠模様に仕立て、京都小倉発祥のあん「小倉あん」を包みました。当時としては画期的なお菓子やったんですな。そこからさらに人々のたゆまね努力と熱意で改良が進み現在京土産ナンバーワンの売り上げを誇るあの三角形の「つぶあん入り生八ッ橋」が生まれたんです。

京都の観光地やお土産売り場ならどこでも見かける「八ッ橋」にこんなストーリーが隠されているんですな。


■お店情報

井筒八ッ橋本舗 祇園本店
京都市東山区川端通四条上ル常盤町178(井筒北座ビル)
075-531-2121

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