
英徳を卒業するF4―物語はここから始まる。
道明寺司は、牧野つくしをスペインへと誘う。些細なことで喧嘩になる二人をF3が諌め、バルセロナへと旅立っていく。
初めてのスペイン。子供みたいにはしゃぐ つくし。バルセロナのロマンチックな雰囲気に囲まれて、二人の気持ちは高まっていく。街で見かけた流れ星の指輪を気に入るつくしを見て、司は内緒でその指輪を手に入れ、バルセロナの教会でつくしにプロポーズを決意する。
約束通り、教会で待つつくしのもとに、司は現れない。司は、教会に向かう途中でエルサという名の女性が運転する車と衝突事故を起こし、記憶を失ってしまっていた。そんな司を、罪の意識からエルサは家へと連れ帰る。
過去が思い出せないことに苛立つ司。つくしとスペインに到着したF3は、司を懸命に探し回るが、手掛かりが掴めない。同じ頃、自分の過去を探すために司は、エルサと共に台湾に向かい、そこで自分が道明寺財閥の後継者であることを知らされる。
台北でエルサとアパートを借りて一緒に暮らし始める司。二人は互いに関心を抱き始める。一方、司の行方不明からずっと落ち込む可哀想なつくし。
偶然にもエルサとつくしが出会い、つくしはバルセロナでの司の過去を知ることになる。一方、つくしと司の関係を知ったエルサは、自分の気持ちを押し殺し、司をつくしのもとへと戻そうとする。しかし、過去の記憶がない司は、エルサに気持ちが傾き、つくしを傷つけてしまう。
骨髄移植を受けなければ、3ヶ月の命と医者に宣告されたエルサ。彼女の素性を知った母 楓は、司とエルサの政略結婚を企てる。エルサはつくしと司が一緒にいられることを条件に3ヶ月間だけの婚約に応じる。そして、つくしの必死の努力が実り、司の記憶が徐々によみがえっていく。
病床のエルサの願いは、世界一周旅行をすることだと知った司は、彼女と共に旅立っていく。傷心のつくしは旅行代理店に就職して仕事に没頭する。その後、骨髄移植を受けて健康な体を取り戻したエルサは、司との思い出を心の奥底に封印していく。
台湾で再会したF4。司の記憶喪失という大事件を乗り越えて、より友情が深まっていく。そして司は、常に自分を見守ってくれたつくしを愛しく思う。ツアーガイドとしてバルセロナに訪れているつくしに再会するために、司は再びスペインへと向かう。
思い出の場所での二人の再会。離れ離れになっていた流れ星の指輪が一緒になる。幸せになれると言われる伝説の教会で、司とつくしはキスを交わす。
F4たちは英徳を卒業。仲間の計らいで司とつくしはふたりだけの卒業旅行・スペインに旅立つ。
初めてのスペインにはしゃぐつくし。バルセロナのロマンチックな雰囲気に包まれて、二人の気持ちは高まっていく。ある時、つくしは街の市場で見かけた流れ星の指輪に心惹かれたが、目をさますと司の姿はなく置手紙と白いドレスが残されていた。
約束の教会で司を一人待つつくし。しかし、彼は現れず、パリにいる藤堂静に助けを求める。司を捜して街をさまよう二人に、市場の主人は流れ星の指輪には不吉な伝説があること、そしてそれを司が買ったことを告げる。司の失踪を知ったF3もバルセロナにやってくるが一向に足取りはつかめない。
一方、病院では、事故の相手であるエルサの看護のもと、司が目を覚ますが……
エルサと友人のサクの働くワイナリーに身を寄せた道明寺司。彼は心を開こうとしない。そんな司をエルサは根気強く励まし、記憶を取り戻させようとする。
一方、司が見つからないことに苛立つF3は、傷心の牧野つくしを支えるために結束を固める。そんな中、司の母 道明寺楓が連れ去ったのでは?と疑い、ニューヨークの楓のもとへ電話をかけ、司の所在を確認しようとするが……
エルサの説得のもと、道明寺楓とニューヨークに行くことを決意した道明寺司。しかし、楓の思惑に気付き、司はサクの働くワイナリーへと引き返すことに。
司の言葉を思い出す牧野つくしは、花沢類とともにバルセロナに留まり、美作あきらと西門総二郎の二人は台湾に戻る。そして、司とエルサもまた、記憶を取り戻すため台北へと向かっていた。
街中の大型ビジョンに道明寺司へのメッセージが映し出される。しかし、問い合わせはいたずら電話ばかり。エルサは引き続き司の過去を調べるため、英徳学園の後輩を装って美作あきらに接近し、美作の情報をもとに司をF3とひきあわせたのだが……
道明寺司は過去を捨て、新しい人生を切り開くことを決意。何もできない彼だったが、努力の末、カフェでの仕事につく。西門総二郎は一族の経営する会社で社会人としてのスタートをきることに。
エルサは、牧野つくしと同じバスに乗り合わせたことから意気投合し、つくしとケーキ屋でアルバイトを始めることに。道明寺司失踪のショックから立ち直りつつあるつくしは、街中で司を見かける。必死で彼の後を追いかけるが……
道明寺司の愛にとまどうエルサは、友人となった牧野つくしに相談するが、つくしはエルサの相手が司だとは思いもよらない。そんなある日、二人が働くケーキ屋にバースデーケーキの注文が入る。そこで思いもかけない人に出会う牧野つくし。
牧野つくしと道明寺司の過去を知ったエルサは、何も告げぬまま司のもとを去っていく。つくしは再び司の心を取り戻そうと努力するが、司に拒絶されてしまう。一方、西門総二郎は、彼の父である西門会長の確執が表面化していた。
道明寺司に拒絶され傷心の牧野つくしのもとに、花沢類が現れる。類の励ましで思い出のつまった箱を手に再び司のもとを訪れるつくし。しかしエルサとの記憶の中に自らを閉じ込めた司は、つくしを受け入れようとはしない。
道明寺楓は、エルサと会わせることを条件に司に帰宅を促す。司はエルサのため再び道明寺司としての生活に戻ることを決意する。
一方、医師から難病の宣告を受けたエルサは、サクとともに世界旅行に出発する。
エルサの本当の素性を知った道明寺楓は、道明寺司とエルサとの婚約を迫る。
一方、失踪したエルサを必死で捜すサクだったが一向に足取りがつかめず、つくしに助けを求める。その場に居合わせた花沢類とともにエルサを捜すことに。そんな彼らが大型ビジョンで目にしたものは……
道明寺楓は牧野つくしに自らの経営する会社でつくしを働かせてもよいと切り出す。楓の提案を受けたつくしだったが、会社で司に寄り添うエルサの姿を目の当たりにし、再び自信を失くしてしまう。
そんなつくしにエルサは、司が記憶を取り戻しつくしと恋人同士に戻るのを見届ければ、自分は道明寺家から逃げ出すつもりだと告げる。
牧野つくしは徐々に道明寺司と会社の同僚としてよい関係を築いていく。ある日、倉庫整理をしていたつくしの上に梯子が落ちるのを目撃した司は、断片的に記憶がよみがえる。
西門総二郎の功績で業績を大きく伸ばした西門エンタープライズでは、盛大な祝賀パーティが開かれた。だが父親は愛人を伴ってパーティに現れて……
西門総二郎の祝賀パーティに招待されながらも、一人残業していた牧野つくし。
そんな彼女のもとに酒に酔ったF4が現れ、かつての楽しかった日々を思い出すつくし。
エルサの面倒をみるため、サクが道明寺家に乗り込む。サクとの再会で久々にエルサと道明寺司にも笑顔が戻る。エルサの発案で司はカフェの仲間のために、移動販売車をプレゼントすることに。
両親の不和の原因を父から聞かされた西門総二郎は、ついに父と和解する。一方、美作あきらは母の命令で見合い相手のシノとデートをするが、気が進まない。
一方、エルサ設計の移動販売車が完成。道明寺司とエルサはカフェの仲間とドライブに出かける。そのとき偶然に青池和也を見かけた司は、無意識にも和也の名前を口にする。司の記憶が戻ったと思った和也は、すぐに牧野つくしに連絡するが……
「エルサと別れさせるために牧野つくしが入社した」と母 楓から聞かされる道明寺司。F3の忠告に耳を傾けない司は、つくしに疑念を抱き始め、反発していく。そんな中、記憶喪失の本を買ってきたエルサに、司は怒りを爆発させてしまう。
道明寺司の記憶を呼び戻すため、泳ぎが得意だった司をプールへと誘う青池和也。水中で意識を失くし、昏睡状態から目覚めた司の脳裏に最初に浮かんだのは、エルサではなく、牧野つくしだった……
弦楽器の工房でバイオリンを弾く花沢類に見せられたアミは、勇気を出して類に告白する。エルサに記憶が戻ったことを告白しようとする道明寺司を制止するサクは、エルサの秘密を司に語り始める……
骨髄移植のドナーが見つからないエルサと残された時間を一緒に過ごすため、道明寺司は世界旅行に旅立つことに。牧野つくしは、司の会社を辞め、旅行社で働きはじめる。そんな折、サクのもとにエルサから一通の手紙が届く。