日本伝統建築技術保存会会長 西澤政男
社寺などの復元修理に取り組んできた日本伝統建築技術保存会の西澤政男さんは、技術の簡略化が進み、職人の熟練の技術が必要とされなくなっていると建築業界の現状を語る。 そんな中、先人の残してくれた技術を継承しようと保存会を立ち上げた西澤さんは、講習会による後継者育成とともに伝統建築への理解を深めてもらう活動に力を注いでいる。 美しいフォルムや耐震性など伝統建築は多くの利点を持っているという西澤さんは、技術の継承のためには仕事が必要だと訴えた。