毎週水曜20:47~20:55 / 第4土曜17:45~17:54 放送
京・風・流

祇園祭

 京都の夏を象徴する祭・祇園祭。大阪の天神祭、東京の神田祭とともに日本三大祭りのひとつである。この祭りの歴史は長く、1100年前に疫病退散を祈願してスタートした。美しく豪奢な祭で、日本全国の国の数の鉾66本をつくらせ、その崇りを沈めるために祇園御霊会を行ったのが始まりとされている。さらにその祭の期間が1ヶ月にもわたって大々的におこなわれるということでも有名。
 宵々々山、宵々山、宵山には、どの山鉾も提灯が灯され、祇園囃子がにぎやかに奏でられる。多くの人々がその山鉾見物に町へ繰り出し、山や鉾を身近に楽しみ、 屏風飾りという町内の家で部屋に飾られた屏風等を見学したりする。
 祭のハイライトは17日に行われる山鉾巡行。32基の山や鉾が京都市内を動く。これらの山鉾のうち29基は重要無形民俗文化財に指定されている。巡行は午前9時スタート。四条烏丸から長刀鉾(なぎなたぼこ)を先頭に東へ河原町通を経て、北行で御池通へ。 途中「注連縄(しめなわ)切り」「くじ改め」や、大きな山鉾が通りの角をまわる豪快な辻廻しなどが見せ場となる。
 今回番組でメインで紹介したのは保昌山。保昌山のご神体は丹後守(たんごのかみ)平井保昌(ひらいやすまさ)。平井保昌が和泉式部に恋をし、和泉式部にささげるため宮中南殿の紅梅の枝を手折ってくる姿を奉っている。そのため保昌山は「縁結び」の神さまといわれ多くの女性観光客が訪れる。

 
KBS京都