本日の今すぐ言いたい!は「学校では教えてくれない古文教室」ということで
村上まり古文塾の村上まり先生にお越し頂きました!

今回のテーマは、「新しいリーダーを目指したお姫様」と題して、
『堤中納言物語』から「虫めづる姫君」のお話をしていただきました!!

このお姫様は少し変わっており、なんと"毛虫"好き!
あれこれと虫を集めてはその「ならむ様」を観察するのが大変お好きだったそう。
「気持ち悪い虫を可愛がっている姫君だなという評判が立っては大変」と諌める親に対しても臆することなく意見し、親も言い返せなかったとか。

さらにこの姫君は当時の美の常識にも逆らっており、
眉毛を抜いて眉墨で黒く描き、お歯黒で歯を染めることも拒否したそうです。
(白い歯がこぼれて笑顔が明るいのは現代では美貌ですが、)
人間は自然そのままの姿がいいと言い張ったそうです。

毛虫が蝶になる、その神秘が尊いと説く姫君は耳慣れない仏教用語を連発するのも好きです。難しい仏教用語を多用して、人のあるべき姿を説き、変わりゆく虫の生態観察と自然の神秘をこよなく愛する姫はひょっとするとこの家の次世代リーダーとしての理想のあり方を模索追及していたのかもしれませんね。
男童をアゴで使って毛虫を収集し、平気で簾の外にも出てくる姫。どんな時代のどんな家にも、こんな女の子が眩しい自然児として育っていたのは痛快ですね!

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まり先生、今年もありがとうございました!!
よいお年をお過ごしください\(^o^)/