大友良英のJAMJAMラジオ

#604

今夜も大友さんの自宅録音で一人喋り。特集は「コラージュの音楽」最後にお届けした長尺の楽曲"SHING KEE"はカールストーン1986年リリースの「Four Pieces」からの1曲。矢野顕子さんが歌うシューベルト「菩提樹」の一節を徐々に引き延ばし反復させた作品でした。

わたくし(小林)は2013年、カールストーンさんを京都のアートスペース「Bonjour! 現代文明」で聴いたことがあります。このスペースは大正時代に建造された築90年の京町家で個展やワークショップ、映画上映会などを催しているユニークなスペースです。

その日の内容はアジア各地でフィールドレコーディングされたサウンドインスタレーションとライブパフォーマンスということで4チャネル8スピーカーのサウンドシステムから町のガヤ音や色々なサウンドがグルグル回って聞こえてきてアジアの映像とともに面白い時間を体験した思い出があります。

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■OA楽曲
・ピエール・シェフェール 「鉄道のエチュード」(1948年)
・ジョン・ケージ 「フォンタナミックス」(1958年)
・カール・ストーン「Shing Kee」(1986年)

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#603

今夜の特集は大友さんの自宅録音で一人喋り。特集は去年、2020年の7月19日に逝去された、オランダのピアニスト「コル・フラー【Cor Fuhler】の特集でした。

近い年の友人や顔見知りが亡くなるのは本当に切なくなります。

今回のpodcastはそんなトークも。チェックしてくださいね！

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■OA楽曲
・ザンド1 / COR FUHLER (CORCHESTRA)
・GREENPAPPER / COR FUHLER (CORCHESTRA)
・ザンド2 / COR FUHLER (CORCHESTRA)
・BrokenShadows / Otomo Yoshihide's New Jazz Orchestra
・orange was the color of her dress, then blue silk (Charles Mingus) / Otomo Yoshihide's New Jazz Orchestra

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#602

現在京都市内で開催中のKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2021,KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭2021AUTUMNも会期終了が近づいてきました。チャンスのある方は是非チェックしてみてください！

先週このページでお伝えした「ルリー・シャバラのラウン・ジャガッ：極彩色に連なる声」@ロームシアター京都 サウスホールへ行ってきました。会場には照らし合わせるようにスクリーンが舞台と客席に設えていて、マイクが数本5か所に置かれていました。

久しぶりに開演前に番組でもお馴染みの特殊音楽紹介家、FMNの石橋さんに一瞬お会いして挨拶してから会場へ入りました。すると石橋さんが舞台上の一番前に着座。・・・ん?石橋さん出演するのかな？一般公募でパフォーマーを募っていたような・・・とか色々想像も巡らせていたところ、客席が通常の場所の一部と、舞台上にも作られているのがわかりました。

なので普通に舞台上の客席に石橋さんは座っていただけなんですが・・・ちょっと残念というかホットしたというか(笑)

さて今夜は大友さんの身の回りにある音源から一掴み特集でした。podcastでは興味深い話をされているのでお聞き逃しなく!京都での収録を心待ちにしながら・・朝晩冷えてきました、風邪など皆様ひかれませんように！

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■OA楽曲
・Space Guitar / Johnny "Guitar" Watson
・イウタ ウポポ / 安東ウメ子
・ポッシブル・フルーツ/ David Moss・アートリンゼイ
・Rei Vagabundo ～ A Mangueira Me Chama ～ Sempre Mangueira
　Folhas Caidas ～ Eu E As Flores / Nelson Cavaquinho
・がれきの空 / 羅針盤

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#601

昨晩、東京では大きな地震がありましたが、radikoでいつも聞いてい下さっている皆様、大丈夫だったでしょうか？ビックリされたのではないですか？どうぞお気を付けください。地震、雷、火事、ネット、色々気を付けながら行きたいと思います。

さて、601回目を迎えるJAMJAMラジオは今夜も大友さんのひとり語りでした。特集は現代音楽家、作家でもある「クリスチャン・マークレー」の企画展「クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]」が、東京都現代美術館で、2021年11月20日(土) から2022年2月23日(水・祝)まで開催されます。

この企画展開催を前にということで今日はマークレー特集！クリスチャンマークレーといえば、2017年大友さんがゲストディレクターを務めた「札幌国際芸術祭2017」に招聘され参加されていました。

「札幌芸術の森 美術館」では、マークレーの作品、そして大友さん所有の彼の貴重なレコードも展示されていました。JAMJAMラジオのアーカイブから探していただくと、少しだけ(一瞬)マークレー氏にインタビューしているので聞くことができると思います。

季節がよくなってきました～現在京都市内で市内では、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2021,KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭2021AUTUMNが開催中です。

KYOTO EXPERIMENTのプログラムには「ルリー・シャバラのラウン・ジャガッ:極彩色に連なる声」があります。ルリー・シャバラは大友さんとも馴染みのあるインドネシアのジョグジャカルタを拠点とする、実験的音楽デュオ「SENYAWA」のメンバーで、ボイス・パフォーマー。公演当日はリモートで登場するらしいです。どんなパフォーマンスになるのか今から楽しみです！

空間演出:筒井潤 演奏に、JAMJAMラジオでもお馴染みのテニスコーツも参加します。間もなくの開催ですが是非チェックを!@ロームシアター京都 サウスホール 10.9 (土) 17:00、10.10 (日) 17:00 開催。

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■OA楽曲
・FASHION LIKE THIS / Christian Marclay・David Moss
・WHEN I WAS EIGHTTEEN / 〃
・ポッシブル・フルーツ/ David Moss・アートリンゼイ
・THE THOUSAND CIRCLE / Christian Marclay
・Christian Marclay ターンテーブルの作品(1985)

※バケツ、鳥の羽などが写っている写真は札幌国際芸術祭2017でのパフォーマンス後

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#600

今回で放送は600回となりました。皆様いつも聞いていただきありがとうございます。「AMラジオは好きですよ」の一言で番組を始めてくださった大友さん。ありがとうございます。

そして摩訶不思議な音楽から美しい音楽を紹介してくださる特殊音楽紹介家、FMNの石橋さん。ありがとうございます。

そしてゲスト出演いただいた皆様、本当にありがとうございます。

写真にあるCDは番組スタートしたころ、毎回コピーしてプレゼントしていたCD-R。当選された方は今も聞いていてくれるかなぁ～。

大友さんの静かなひとり喋りの記念の回となりましたが、これもコロナ禍にある600回らしいアニバーサリーだと思います。元気に続けていられることに感謝です。日本一ゆるい番組とされている30分。これからもゆる～くお付き合いいただければと思います。

ラジオ福島のみなさま、静岡放送のみなさま、世界中でJAMJAMラジオをお聞きの皆々様、引き続き末長くよろしくお願い申し上げます!

番組へのご意見、メッセージはこちらまで ⇒ jam@kbs.kyoto

600回記念のアイデアも沢山お寄せいただきありがとうございました。
プレゼント当選の発表などは追ってお知らせします。

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■OA楽曲
・Ma CherieAmour / Roland Kilk
・その街のこども / 阿部芙蓉美
・夢の恋人 / 山口百恵

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