滋賀の県庁所在地といえば大津です。しかしながら 草津・石山などに比べ中心地域は残念ながら とても静かです。JR大津駅前はもちろん、昭和30~40年代までは大賑わいをみせていた京阪浜大津駅前も夜になれば シーンとしていました。そこで官民一体となって大津の中心市街地活性化事業がスタート。その拠点のひとつに決まったのが、この建物でした。
昭和9年に建築された趣きのある旧大津市公会堂。戦後は日本で最も早い時期の公民館となり、若者の文化活動の拠点となりました。図書館、ダンスホール、演劇、コンサート、市役所の一部など いろんな形で利用した人が地元にはいっぱいいらっしゃいます。そんな想い出の場所が、耐震改修がほどこされ 4軒の個性あるレストランが入居して グルメスポットとして再生されたのです。

そのうちの1軒が 4月12日、最も早く地下1階にオープンしました。その名は「大津グリル」。 懐かしの洋食とおばんざいを食べさせてくれるお店です。濃い茶と白を基調にした落ち着いた雰囲気。バーカウンターも併設されています。オーナーは50歳代半ばで専業主婦からのチャレンジ。年齢を感じさせない明るくエレガントな女性です。シェフは京都の老舗ホテルで腕をふるっていたベテランです。懐かしの洋食にプラス 滋賀の食材をふんだんに使ったおばんざいも気軽にいただけます。このお店の最大のウリは魔法のデミグラスソースで作るビーフシチューやオムライス・ハヤシライス、ジューシーなハンバーグ、特製カレーなど。どれも正統派の懐かしい味付けでサービスされます。詳しくは「大津グリル」で検索してみてください。
そして もう1軒。地下1階のおとなりに16日オープンしたのが、「CANTINETTA GMT」という地中海料理とワインのお店です。おしゃれなテーブル席以外にも、カウンターのバールもなかなかええ感じです。地中海料理はアラカルト中心で気軽に注文できそうです。またこのお店は 膳所のときめき坂にある「GMT」という紅茶専門店がやっているので、締めの紅茶が抜群に旨いんです。
そのほかにも この建物の1階には近江牛「モダンミール」、イタリアン「リストランテ LAGO」もはいり、4軒が力を合わせて浜大津の活性化の一翼を担います。ぜひ大津へお越しの節は お立ち寄りください。