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妖怪を通して漢字に触れるユニークな企画展が京都市内で開かれています。京都市東山区の漢字ミュージアムで開かれている企画展は、妖怪の名前や伝承を通して漢字を知ってもらうために開かれています。会場では、同じ漢字でも、日本と中国では異なる妖怪が紹介されていて、「人魚」という漢字は、日本では下半身が魚で、上半身が人間の生き物を表しますが、中国の歴史書では、魚に足が生えた生き物と記されているということです。このほか、妖怪の説明を見て、それに合う絵を選ぶパネル展示も設けられ、訪れた人は、初めて見る妖怪を興味深そうに眺めていました。訪れた人は「どういう妖怪なのかをいろいろ知ることができた」「知らない妖怪もあったのですごく面白かった」と感想を語りました。この企画展は、10月13日まで開かれています。