ぽっどきゃすと京ことば「へちゃ」
今回の京ことばは、「へちゃ」。
「あの子は へちゃやけど、ほんまに気立てのえぇ子やなぁ」
「へちゃ」―これは今でも たまぁに耳にする言葉とちがいますやろか。
「へちゃ」は 鼻の低い顔のことどす。器量のようない顔、いわゆる美人の反対の意味でつかわれます。語源は、へちゃげる・へちゃがる で、鼻の低いことを「鼻べちゃ」「鼻ぺちゃ」いいますけど、その「鼻」の部分が省略されて生まれた言葉どす。褒め言葉や おへんけど、かというて意地の悪い気持ちはこめられてへん、なんとのぅ愛嬌のある不思議なことばどすなぁ。
