HOME » 番組審議会 » 5月番組審議委員会

番組審議会

5月番組審議委員会



開催日 平成26年5月26日(月)午後4時~5時20分
出席者 審議委員9名

議題

テレビ番組 「水源の里・古屋(こや)から問う日本の未来~明日をかけた2年間の軌跡~」について

番組の合評では、制作担当者から、この番組は大雪をきっかけに出会った「限界集落」である綾部市の古屋集落を約2年間にわたって取材し、ニュース番組で報道してきたものに新たな取材を追加し再編集したものであり、地域活性化への取り組みや、関わる人々の想いを紹介しながら、本来「水源の里」が果たしてきた役割、集落がそこにあり続けることの意義を改めて問い、この集落が抱えている課題はここだけのものではなく、現代を生きる私たちが共通して考えなくてはならないことで、日本のこれからを考えてもらうきっかけになればと番組を制作したとの説明がありました。

委員からは「テーマとしてとてもいい話題を選ばれていますが、作り方が地域ニュースみたいで番組として大きな主張が見えてこなかったのが残念です/限界だからとあきらめるのではなく、そこからがんばっていくという姿が印象的でした/ドキュメンタリーとして未熟な部分もありますが、2年間も通って取材されたことは素晴らしいと思います/今後も、このテーマの番組を継続して発信して、紹介することで同じような問題を抱える他の地域に力を与え、若い人にはこんな暮らし方やボランティアもあることを示していただきたいと思います」などの意見をいただきました。



主な意見
テレビ番組 「水源の里・古屋(こや)から問う日本の未来~明日をかけた2年間の軌跡~」について
  • テーマとしてとてもいい話題を選ばれていますが、作り方が地域ニュースみたいで番組として大きな主張が見えてこなかったのが残念です。
  • 30分では短いと思います。2時間くらいでもっとテーマに突っ込んでほしかったと思います。
  • ここで何が起こっていて、若い人たちが何に魅かれて集まってきているのか、掘り下げてほしかったです。
  • テーマは素晴らしいですが、コメントとテロップで、言葉のニュアンスや行動の主体性が乖離している部分が随所にあって気になりました。インタビューされている方の語りをもっと大切にしてほしかったです。
  • 番組を見て、高齢化社会を自分の問題として考えたときに、医療や自治体のサービスから遠く離れたところで暮らすのは社会にとっていいことなのだろうかと疑問に思いました。
  • 限界集落の現状を知らなかったので面白く見させていただきました。限界だからとあきらめるのではなく、そこからがんばっていくという姿が印象的でした。
  • 国全体が人口減少していく中で、消えていく地域の消え方の話として見ないといけない気がしました。ほのぼのとしたところだけを切り取って紹介していますが、長い流れの中で見るとどんなストーリーになるのだろうと思いました。
  • ドキュメンタリーとして未熟な部分もありますが、2年間も通って取材されたことは素晴らしいと思います。
  • ボランティアで来られている方の「新しい田舎ができた」という言葉に、新しい萌芽を感じました。
  • 行政が登場しすぎだと感じます。もう少し距離を置いて、ストレートに出さずにひと工夫すれば面白くなったのにと思います。
  • 予定調和でよかったなと終わっています。でも本当にこれで止めてしまっていいのでしょうか。工夫して継続してやればもっと面白い番組になっていくのではないかと思います。
  • 大学の先生のコメントは都市の限界集落の話で今回の限界集落の話とはあまり関係がなかったので、古屋の限界集落の話に集中した方がテーマが絞られて良かったと思います。
  • 終わった時に消化不良という感じの部分がありました。
  • 限界集落が1万以上ある中で、どれだけの集落が生き残れるのか気になりました。
  • 高齢者雇用の観点から言うと会社組織も限界集落と同じような道のりを歩んでいるように感じるので、これから高齢者雇用についてもっと真剣に考えて、元気になってもらうような方策を考えていかなければならないと思いました。
  • 集落を訪れる若い人たちは果たしてずっとこの状態を保ってくれるのか疑問に思いました。
  • 今後も、このテーマの番組を継続して発信して、紹介することで同じような問題を抱える他の地域に力を与え、若い人にはこんな暮らし方やボランティアもあることを示していただきたいと思います。
(番組審議会事務局)



平成26年度 株式会社京都放送 番組審議会委員(5月例会出席者)
鈴鹿 可奈子 聖護院八ッ橋総本店・専務取締役
吹田 恭子 (株)なぎ 代表取締役
荒木 陽子 京都地方裁判所 民事調停委員
布垣 豊 京都中央信用金庫 理事長
若林 卯兵衛 (株)若林佛具製作所 取締役相談役
永澄 憲史 京都新聞社 編集局文化部長 生活学芸担当部長 論説委員
藤吉 紀子 きょうと 留学生ハウス 留学生キャンパスコーディネーター
寺脇 研 京都造形芸術大学教授
大浦 康介 京都大学人文科学研究所 教授

日時: 2014年5月30日 17:00