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番組審議会

9月番組審議委員会



開催日 平成24年9月24日(月)午後4時~5時05分
出席者 審議委員7名

議題

ラジオ番組「音屋さん」について

例会ではまず、テレビ編成局長、ラジオ編成制作局長がテレビ・ラジオ10月改編のポイントを次のように説明しました。テレビでは、中央競馬だけでなく地方競馬の展望もプラスした「競馬展望プラス」、京都を拠点に活動する各界の達人がとっておきの京都を語る「極上の京都」などがスタート。コンテンツ開発に力を注ぎます。ラジオでは、月~木曜の午後2時からのワイド番組についてはゾーン編成から各曜日のパーソナリティのキャラクターを生かして独立させ、金曜の午後2時からは滋賀エリアのみで放送される「しがスタ!」がスタート。地域のリスナーにより身近なラジオを目指します。また、土曜日の夕方4時45分から、かつてKBS京都ラジオで人気を博したつボイノリオをパーソナリティに「つボからボイン」をスタート。世代を超えたトークラジオの魅力を伝えます。

番組の合評では、ラジオ番組「音屋さん」について、制作担当者がラジオといえば「音」「個人対個人のメディア」と発想し「音」を生かした番組を個人に向けて発信してみようと発想した。そして、日常のありふれた「音」を聴いている人々に自分の身に置き換えて想像させるような、一人で聴いている人もその時間を楽しんでもらえるような番組にしたかったという制作意図を説明しました。

委員からは『ラジオドラマは歓迎するが、もう少し古典的な、名作もののドラマ化や、美しい作品の朗読番組があってもいいのでは。脚本の中身、登場人物やものの考え方がステレオタイプで、視点が古いと思った。アンチテーゼを展開させてほしかった。ほのぼのとして無駄のない流れで、面白く聞かせていただいた。一つの「音」が誰かに特有のイメージを植え付けることがあるという視点は確かに興味深く、様々のラジオ的可能性を感じさせる。短編で数日間の連続放送にしたり、もう少し短めにしたりするほうがいいのでは。場面を言葉で説明しすぎる感じがする。』などの意見をいただきました。



主な意見
ラジオ番組「音屋さん」について
  • ラジオドラマは歓迎するが、もう少し古典的な、名作もののドラマ化や、美しい作品の朗読番組があってもいいのでは。
  • いまの録音技術であれば音の遠近感や臨場感がもう少し出せたのでは。
  • 脚本の中身、登場人物やものの考え方がステレオタイプで、視点が古いと思った。たとえば、親の反対を押し切ってDJになったので成功するまで親に会えないという考え方や、声質や方言が恥ずかしいととらえるある意味差別的な考え方。これまでの価値観に対するアンチテーゼを展開させてほしかった。
  • ほのぼのとして無駄のない流れで、面白く聞かせていただいた。音響に関しては扉を開ける音が年輩の女性でも一律に同じ元気な音で気になった。違いがあっても良かったと思う。
  • 一つの「音」が誰かに特有のイメージを植え付けることがあるという視点は確かに興味深く、様々のラジオ的可能性を感じさせる。
  • 5話で1時間もあると退屈してしまった。ストーリーに相当な人を引っ張る力がないと長編ドラマはつらいので、こういう内容であれば、短編を数日にわたって放送したり、もう少し短めにしたりするほうがいいのでは。
  • 声の質やなまりにコンプレックスのあった男女が声を変えて出会ってハッピーエンドという展開に最も違和感があった。音を聞かせるという点では、シェーバーの音で亡くなったおじいさんを懐かしむ話がそうだと思うが、全体としてまとまりがなかったように感じる。
  • 5話ともいろんな場面を自らに当てはめて考えると、身につまされる思いを感じたのは、なくしものをしたが何をなくしたかわからないというストーリー。どの話も楽しめた。
  • すべての話に出てくる少年は場面の状況を言葉で説明しすぎる感じがする。もっと音で表現してもよかった。




平成24年度 株式会社京都放送 番組審議会委員
大浦 康介 京都大学人文科学研究所 教授
北村 友香 龍谷大学付属平安中学・高等学校職員・バレーボール国際審判員
山中 英之 (株)京都新聞社編集局 文化報道部長・論説委員
吹田 恭子 (株)なぎ 代表取締役
荒木 陽子 京都地方裁判所 民事調停委員
布垣 豊 京都中央信用金庫 理事長
若林 卯兵衛 (株)若林佛具製作所 取締役会長

日時: 2012年8月31日 15:00